坂本龍一&後藤正文主催イベント「D2021」開催決定。東日本大震災から10年の来年3月に

引用元:rockinon.com
坂本龍一&後藤正文主催イベント「D2021」開催決定。東日本大震災から10年の来年3月に

坂本龍一、後藤正文(Gotch)が中心となり、さまざまな「D」をテーマに過去と向き合い未来を志向するためのイベント「D2021」の開催が決定した。

同イベントは、東日本大震災から10年という来年2021年に開催され、不条理に対する抵抗の声(Demonstration)、民主主義(Democracy)を維持するムーブメントとなり、ダンス(Dance)や、対話(Dialogue)を通じて、社会の分断(Division)を乗り越えることを目指すという。2021年3月13日(土)・14日(日)に日比谷公園にて参加費無料で行われる。

わたしたちは震災から10年という、2021年を迎えようとしています。

この10年、どのような日々を歩んできたのか、そして次の10年をどのように生きるべきなのか。
過去と向き合い、未来を志向するためのひとつの岐路に立っているのではないでしょうか。
D2021は、坂本龍一、Gotchが中心となって、震災(Disaster)から10年(Decade)という
節目にさまざまな「D」をテーマとして、2021年3月13日・14日、日比谷公園にて開催するイベントです。

D2021は、不条理に対する抵抗の声(Demonstration)であり、民主主義(Democracy)を
維持させるためのムーブメントです。ダンス(Dance)や対話(Dialogue)を通じて、
社会の分断(Division)を乗り越えることを目指しています。

D2021は、社会の別のあり方をデモンストレーション(Demonstration)する実験の場でもあります。
イベントを通じて、資本主義社会の別のあり方を模索する様々な試みを企画しています。
参加費無料はもちろんのこと、交換経済の可能性を探ることのできるアプリを構想しています。
D2021では、多様性(Diversity)を尊重します。D2021が、主催者 / 参加者、アーティスト / 観客という
垣根を越えて、人々の対話の場となることを望んでいます。Dは未だ定義されない漠然としたものであって、
多様な価値や意味を包摂するシンボルとしてみなさんに開かれています。

メインビジュアルはデザイナーのsemimarrowが担当し、hamadawashiの土佐典具帖紙と、
ネオンアーティストのwakuが制作したネオンを用いて、復興の光を表現しました。

また、D2021開催をおよそ1年前に控えた2020年3月11日、こうした様々な「D」を探るべく、
QJWebにて連載がスタートします。この連載では執筆者それぞれが自由に「D」を端緒として
自身の記憶や所感を紐解いて行き、「D」を通じて、その可能性を掘り下げていきたいと思います。

来るべきDに向けて。

●イベント情報
「D2021」
開催日時:2021年3月13日(土)・14日(日)
場所:日比谷公園(日比谷公園アースガーデン“灯”内)
主催:D2021実行委員会
共催:アースガーデン/ピースオンアース

「D2021」公式サイト rockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)