ほしよりこ先生のマンガ『きょうの猫村さん』は、言葉を話せて家事とマッサージが得意な猫村さんが主人公。本作がなんと、2020年4月8日（水）よりテレビ東京にてミニドラマ化されることとなりました！ 肝心の猫村さんを演じるのは、俳優の松重豊さんです。種族、性別、キャラクターの壁を超えて実現する実写化。いったいどんなストーリーになるのでしょうか。
原作マンガでは、子猫時代の猫村さんは雨の日に飼い主であるぼっちゃんに拾われます。受験を控えて忙しい中でも、世話を欠かさないぼっちゃんの力になりたい。猫村さんはそう思い、ぼっちゃんの家に住むお手伝いさんを観察して、掃除・炊事・洗濯など家事全般をこなせるようになります。
しかし、ぼっちゃんの両親が離婚するとともに、ぼっちゃんは海外へ。置いてきぼりになった猫村さんは、ぼっちゃんが最後に残してくれたエプロンを片手に、自立できるよう「村田家政婦」へ住み込みで働くこととなります。家政婦を束ねる奥さんに能力を見せつけて、「使えるわね、猫！」とうならせるシーンは、思わずクスリと笑ってしまいます。
いつもはおだやかで人当たりがよく、刑事ドラマの最終回で同僚と涙を流す人間味（猫味？）あふれる猫村さん。一方でストレスがたまったりパニックになったりすると、猛烈な勢いで爪とぎをしてケガをしてしまうなど、猫っぽさも残しつつ毎日を過ごしています。そんな彼女が奉公に出向いたのは、裕福そうな犬神一家。
上品で優しい奥様に案内された猫村さんですが、一家には多くの問題が山積み。夫婦の関係には溝が入り、反抗期の娘は放置気味。さらにはお屋敷の奥に、立ち入り禁止の部屋が……。おせっかいと好奇心がいっぱいの猫村さんは、少しずつこの家族のこわばった関係をほぐしていきます。
二足歩行ができて、人当たりのいい猫村さんを誰が演じるのか。まさか松重豊さんがその役をやるなんて、誰が予想したでしょう？ 高身長でコワモテ、人付き合いが上手にはとても見えない松重豊さんのいでたち（言っておきますが、筆者は彼が大好きですよ！）。気持ちばかりの猫耳のかぶりものと、猫村さんのトレードマークであるピンクのエプロンが、ギリギリ猫村さんと認識できる程度の装いです。
困り眉でなんとなく頼りなさげな様子の松重豊さんが、深夜0時52分から2分30秒のミニドラマで見られる。『孤独のグルメ』『探偵はBARにいる』で彼にハマった筆者としては、ただただ「楽しみ！」のひと言に尽きます！ 松重豊さんの衝撃デビュー（？）を、皆さんでぜひ目撃しましょう。 サトートモロー
マンガ『きょうの猫村さん』がまさかの実写化 松重豊さんのビジュアルに驚愕！
引用元：マグミクス
