話題作『ミセス・ノイズィ』の天野千尋監督「自分の『持ち味』を見つけ、伸ばす」ことをテーマに映像演技ワークショップを開催

引用元:デビュー
話題作『ミセス・ノイズィ』の天野千尋監督「自分の『持ち味』を見つけ、伸ばす」ことをテーマに映像演技ワークショップを開催

 東京国際映画祭で大きな反響を呼んだ映画『ミセス・ノイズィ』の公開を5月に控える天野千尋監督が、3月30日に演技ワークショップを開催する。

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 天野千尋監督は1982年生まれ。約5年の会社勤めを経て、2009年に映画制作を開始。ぴあフィルムフェスティバル を始め、多数の映画祭で入選・入賞を果たし、
2012年の『フィガロの告白』は、したまちコメディ映画祭にてグランプリ&観客賞を受賞。その後、米原幸佑主演『どうしても触れたくない』(14)、矢作穂香主演『放課後ロスト』(14)、平愛梨主演『10日間で運命の恋人をみつける方法』(BeeTVドラマ)などを手掛けてきた。

 天野監督のワークショップは「自分の『持ち味』を見つけ、伸ばす」ことがテーマ。それは役者のオーディションの場面で非常に重要なのだという。「オーディションにおいて、演技の上手さと同等もしくはそれ以上に重要なのが『役にハマりそうか』という点です。いくら演技が上手くても、役にハマってない俳優をキャスティングしようとは思いません」。

 そのうえで「逆に、演技の技術はそれほどであっても、『あれ、この人にこの役をお願いしたらハマるんじゃないか』『面白いものが生まれるんじゃないか』と思わせれば勝ちです。自分の『持ち味』を理解し、それを強化しておけば、ハマり役へのアプローチがしやすくなります」と明かす。

 以上を踏まえて「まずは自分の『持ち味』を見つけ、すでに見つけている人はそれを確認し、それを一層伸ばしていくにはどうすれば良いか? どんな人物を演じた時に最も輝くのか? みんなで集中して考え、ヒントを掴むためのワークショップです」と語っている。

 天野千尋監督ワークショップの応募資格は年齢・性別不問。応募の締め切りは3月25日(必着)。応募の方法はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載中(下記リンク参照)。