阿部寛「ドラゴン桜」15年ぶり復活!あの東大受験ドラマが帰ってくる

阿部寛「ドラゴン桜」15年ぶり復活!あの東大受験ドラマが帰ってくる

 俳優、阿部寛(55)が主演し、2005年にヒットしたTBS系「ドラゴン桜」が15年ぶりに復活することが9日、分かった。今夏スタートの「ドラゴン桜2」(仮)で、同局の看板枠である日曜劇場(日曜後9・0)で放送される。

 前作は低偏差値の私立龍山高にやってきた弁護士・桜木(阿部)が、超進学校に生まれ変わらせようと生徒とともに奮闘する姿を描き、平均視聴率は16・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。卓球やトランプをしながらの計算など、東大合格のための「桜木メソッド」と呼ばれる勉強法も話題となった。

 「-2」は、前作の原作者、三田紀房氏が2018年から漫画誌「モーニング」で連載中の同名コミックが原作。前作の10年後を描いた続編で、龍山高を去った桜木が再び同校からオファーを受けるところから始まる。

 続編制作のきっかけとなったのが、大学入試制度改革だ。今年でセンター試験が終了し、次回からその後継となる大学入学共通テストが行われることが発表されている。今までの知識量の多さより、知識の使い方や思考力を問う問題が多くなるとされており、誰もが平等に勝負できるテストを目前にしたタイミングで制作が決まった。

 歯に衣着せぬ物言いの主人公を再び演じる阿部は「この15年で受験生や学校を取り巻く環境は大きく変わりました。当時の常識が、今は通用しません。そんな現代においても、バカとブスほど東大に行け!と、ひとつもブレることなく生徒を指導する桜木の姿を信じています」と熱演を約束。

 「今作も桜木なりの最短距離なやり方で、東大合格に挑んでいきます」と、令和ならではの勉強法で新世代の生徒たちを合格へ導く!