柄本祐主演作を手掛けた舩橋淳監督が、俳優志望者に向け映像演技ワークショップを開催

引用元:デビュー
柄本祐主演作を手掛けた舩橋淳監督が、俳優志望者に向け映像演技ワークショップを開催

 2018年史上初の葡日米共同制作、柄本祐主演の『ポルトの恋人たち 時の記憶』がロードショー、現在、実在のセクハラ事件をベースにドキュメンタリー的な長編ドラマとして撮り上げた映画『些細なこだわり』が公開待機中の舩橋淳監督。監督が映像演技を指導するワークショップが、3月28日・29日(日)、4月3日・4日に開催される。

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 舩橋淳監督は東京大学 教養学部 表象文化論分科 卒業後、ニューヨークに渡り、スクール・オブ・ビジュアルアーツ大学にて映画製作を学ぶ。そしてデビュー作『echoes』(2001年)が、仏・アノネー国際映画祭で審査員特別賞と観客賞をW受賞。アメリカを拠点に活動していた2005年には、テレビ番組『人生を楽しみたい ~アルツハイマー病への取り組み~』を制作。米テリー賞 シルバーアワードを受賞している。

 2006年『ビッグ・リバー』(オダギリジョー主演)が、ベルリン国際映画祭、釜山国際映画祭でプレミア上映。2011年からは、原発事故で町全体が避難を強いられている福島県双葉町の撮影を続け、『フタバから 遠く離れて 第一部/第二部』として公開。同作はキネマ旬報ベストテン 第7位を獲得。同シリーズは世界40ヵ国以上もの国で上映され、仏 Signe sde Nuit 国際映画祭でエドワード・スノーデン賞を受賞、ベルリン国際映画祭へ5作連続の正式招待という快挙を成し遂げた。

 また2013年『桜並木の満開の下に』(主演:臼田あさ美、三浦貴大)では、被災地を舞台に描いた劇映画で、ジャンルを越えて、震災以降の社会をいかに生きるかという問題にアプローチしている。

 舩橋淳監督はワークショップ開催にあたり「台本があり、段取りがあり、カメラがあり、監督がいる。さまざまな『こうすべき』ルールに従わざるを得ない役者の身体は、どんどん生気を失ってゆく。そんな撮影現場に何度も居合わせてきました。役者の身体を、そんな雁字搦めの制約から開放し、一瞬一瞬を生きる、血の通った肉体にしてゆくこと。ぜひご期待ください。スリリングな現場になると思います」と語っている。

 応募資格は年齢・性別不問。応募の締め切りは3月25日(必着)。応募の方法はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載されている。