槇原敬之被告の保釈で話題 “前歯とヒゲ”大変貌に飛び交う憶測

槇原敬之被告の保釈で話題 “前歯とヒゲ”大変貌に飛び交う憶測

 歌手の槙原敬之被告(50)が6日、保釈され、警視庁東京湾岸署前で謝罪した。今回の逮捕は、2018年春、当時住んでいた東京・港区のマンションで覚醒剤と危険ドラッグ・ラッシュを所持した疑いで、2年を経た先月13日に逮捕。槙原被告は大筋で容疑を認めたものの警視庁が行った尿検査では違法薬物の成分は検出されなかった。保釈保証金は500万円で「関係者の皆さま、そしてファンの皆さまに多大なるご迷惑、そしてご心配をおかけしましたことを、ここに深くおわび申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

 今回の保釈で話題になったのは槙原被告の“変貌ぶり”だ。白髪交じりでサンタのように長いひげに、上前歯がボロボロ。ネット上では、「サンタ? ホームレス?」といった感想も。実は“サンタひげ”は以前からだったのだが、逮捕後、SNSをすべて削除や非公表にして、直近写真がないため、昔の槙原被告のイメージとのギャップを感じさせたところも大きい。口元は、前歯の1本が前に飛び出し、隣の歯は抜けているようにも見え、08年当時の口元と全く違う。いずれにしろ、暴行事件で逮捕された元AAAの浦田直也(37)が保釈後の謝罪会見でトレードマークの金髪を黒髪にするなどで反省をアピールすることも多い中、意表を突いたのは確かだ。医学博士の米山公啓氏はこう言う。

「精神的ストレスなどで自分の歯や差し歯が抜ける、歯茎がやせて歯並びが変わることもありえますが、ありのままを装うということは、疲労感などを演出しているように見えなくもありません」

■薬物の影響も

 元厚生労働省麻薬取締官の小林潔氏はこう言う。

「薬物を使用すると全身のカルシウムがとられるため、骨がもろくなる。それが、外見上見えやすくなるのが歯なんです。だから捜査官から見ると、歯があるかないか、アクセントが悪い、話し方がおかしい、というのは薬物に近しいのではないかと疑う要因になるのです。また薬物を常用するとマンネリ化して全てに無頓着になるという傾向もあります。あれほどの有名人が身なりを整えずに報道陣の前に出るということも薬物の影響を疑わざるをえません」

 薬物検査は陰性……とはいえ、ここ10年のビフォー・アフターはあまりにも衝撃的だ。