おならテーマにした“下ネタ狂言”も、「お豆腐の和らい」人気の新作狂言3本披露

おならテーマにした“下ネタ狂言”も、「お豆腐の和らい」人気の新作狂言3本披露

お豆腐の和らい「『賛』~賛辞を受けた新作狂言集第三弾~」が、5月9日に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演される。

【写真】お豆腐の和らい2020 新作CLASSICS「「賛』~賛辞を受けた新作狂言集第三弾~」チラシ表(メディアギャラリー他2件)

「お豆腐の和らい」は、300年の歴史を持つ大蔵流の一門・茂山千五郎家によるお楽しみ狂言会。「『賛』~賛辞を受けた新作狂言集第三弾~」では、ここ数十年で上演してきた新作の中から、各地で上演され賛辞を受けた3演目が披露される。

「ニンジャカジャと大名、そしてちょっとタロウカジャ」は、江戸で開催される俊足自慢や力自慢の大会に、甲賀の忍者を雇って参加させたい近江国の大名の物語。「維盛」では、戦嫌いの平維盛を題材にした厭戦狂言が展開する。そして“下ネタ狂言”「妙音へのへの物語」では、おならで妙なる音楽を奏でる男と、その男からおなら音楽を教わろうとする貧乏な夫婦の姿が描かれる。出演者には、「ニンジャカジャと大名、そしてちょっとタロウカジャ」に茂山千五郎、茂山千之丞、茂山茂、「維盛」に茂山あきら、丸石やすし、「妙音へのへの物語」に井口竜也、鈴木実、茂山逸平、茂山七五三、茂山千三郎、茂山宗彦らが名を連ねた。

■ お豆腐の和らい2020 新作CLASSICS「『賛』~賛辞を受けた新作狂言集第三弾~」
2020年5月9日(土)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

□ 「ニンジャカジャと大名、そしてちょっとタロウカジャ」
作・演出:茂山童司
出演:茂山千五郎、茂山千之丞、茂山茂

□ 「維盛」
作:帆足正規
演出:茂山千之丞(二世)
出演:茂山あきら、丸石やすし

□ 「妙音へのへの物語」
作・演出:茂山千之丞(二世)
出演:井口竜也、鈴木実、茂山逸平、茂山七五三、茂山千三郎、茂山宗彦、小山菁山(尺八)、中村壽慶(小鼓)