長谷川博己主演 大河「麒麟がくる」第8話は13・7%

長谷川博己主演 大河「麒麟がくる」第8話は13・7%

 俳優の長谷川博己(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の第8話が8日に放送され、平均視聴率は13・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが9日、分かった。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを当てる。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 第8話は「同盟のゆくえ」。尾張の海辺で、漁師たちから慕われている奇妙な出で立ちの織田信長(染谷将太)を目の当たりにした光秀(長谷川)。この男に帰蝶(川口春奈)を嫁がせていいものかと葛藤するが、母・牧(石川さゆり)は美濃の国の行く末のことを一番に考えることが大事だと告げる。光秀が自分の気持ちに応えることがないと分かった帰蝶は、光秀の口から「尾張に行って美濃にない海を見るべきだと、背中を押してほしい」と条件をつける…という展開だった。