劇場版『名探偵コナン』の新作情報が続々!日本のアニメがアニー賞に選出など、2週間の新着アニメNewsをまとめ読み!

引用元:Movie Walker

11月末~12月頭にかけて発表され、話題となったアニメ関連のニュースをファンの声と共におさらい。劇場版『名探偵コナン』の新作情報から、アニメ版アカデミー賞と言われるアニー賞のノミネートの話題まで、見逃していた人は要チェック!

【写真を見る】“赤井一家”の衝撃的なビジュアルも公開!(『名探偵コナン 緋色の弾丸』)

■ 劇場版『名探偵コナン』の最新作は赤井秀一にスポット!

今年4月に公開された劇場版『名探偵コナン 紺青の拳』(19)の興行収入がシリーズ最高93.2億円を記録し、7年連続で興行収入最高記録を更新している劇場版『名探偵コナン』シリーズ。その第24作のタイトルが『名探偵コナン 緋色の弾丸』に決定し、2020年4月17日(金)に公開されることが明らかになった。

気になる内容は、日本が開催地となった4年に一度の世界最大のスポーツの祭典「WSG-ワールド・スポーツ・ゲームス-」と、その開会式にあわせて開発された最高時速1000kmを誇る世界初の「真空超電導リニア」を巻き込んだ未曾有の大事件が発生するというもの。事件のカギを握るメインキャラクターとして、現FBI捜査官で狙撃のスペシャリスト・赤井秀一がフィーチャーされるようで、原作でも未だ全員がそろって顔を合わせたことがない超重要人物“赤井一家”が集合したビジュアルも解禁されている。

「まさか犯人を殺す気なのか!?」という衝撃的なセリフを放つコナンや、白煙の中気絶している小五郎と蘭、不敵な笑みでライフルを構える赤井などショッキングなシーンが盛り込まれた特報も公開。これらの情報にファンは「赤井さんカッコよすぎぃぃぃぃ!!!!!」「もう劇場で死んでもいい!」と平静を保てていない模様。映像内に登場するビル群が、現実ではどのビルなのかを特定しようとする熱心なファンもいるなど、早くも大きな反響を呼んでいる。

■ ノイタミナ23作品がAmazon Prime Videoで一挙配信!

アニメファンから絶大な人気を誇るフジテレビ系の深夜アニメ枠「ノイタミナ」。多くの良作を連発してきたこの枠から、「のだめカンタービレ」や「東のエデン」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などの人気作23本がAmazon Prime Videoにて12月から随時配信中だ。アニメファンからは「過去作配信ありがたい~!」「これだけの作品が観られるなんてコスパも最高やんけ!」といった歓喜の声が上がっている。

■ 『天気の子』など日本アニメ3作品がアニー賞にノミネート!

“アニメ界のアカデミー賞”と呼ばれる第47回アニー賞のノミネートが発表。同賞では、2003年に『千と千尋の神隠し』(01)が最高賞である「長編アニメーション作品賞」など4部門を受賞し、昨年は『未来のミライ』(18)が「長編インディペンデント作品賞」を受賞している。この長編インディペンデント作品賞に『天気の子』(公開中)、『プロメア』(19)、『若おかみは小学生!』(18)の3作品が選出された。また、『天気の子』はほかにも「視覚効果賞」「監督賞」「脚本賞」の計4部門にノミネートされている。

SNS上では、「ノミネート5作のうち3作が邦画ってすごすぎる!」「どれも良作だからぜひ受賞してほしい」という驚きや期待の声が散見。また海外の主なビッグタイトルでは、『アナと雪の女王2』(公開中)が計8部門、『トイ・ストーリー4』(19)が計6部門にノミネートされている。

■ 実写映画化もされた『ジョゼと虎と魚たち』が劇場アニメーションに!

2003年に妻夫木聡&池脇千鶴主演で実写映画化もされた芥川賞作家・田辺聖子の小説「ジョゼと虎と魚たち」が20年公開予定で劇場アニメーション化されることが発表された。監督は、『おおかみこどもの雨と雪』(12)で助監督、テレビアニメ「ノラガミ」シリーズの監督を務めたタムラコータローだ。

絵と本が趣味で自身の世界に閉じこもる車椅子のジョゼと、自身の夢を追いかける大学生の恒夫の出会いや、ふたりの瑞々しい純愛を描く本作。大勢の支持を集める本作をアニメーション化することについて、タムラコータロー監督は「この作品にはどんなに時が経っても多くの人の心を捉えて離さない不思議な魅力があります。どこにでもありそうで、どこにもなかった物語。新しい時代を迎えた今だからこそ映像化を通して再度スポットライトが当てられれば幸いです」と意気込みを語っている。

これら以外にも、週刊少年マガジンにて連載中の人気コミックを原作にしたテレビアニメ「生徒会役員共」の劇場版第2弾が20年7月10日(金)に公開されることが発表されるなど、多くのニュースがアニメ界を賑わせた。(Movie Walker・文/トライワークス)