新婚セレブ・黒沢咲、今欲しいのは役満「天和とか地和とか」究極の豪運キャラへ/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES

 今シーズンは、開幕から2カ月で、セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)の大三元(10月11日第1試合)、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)の四暗刻(10月26日第2試合)、KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)の四暗刻(11月14日第3試合)と、早くも昨シーズンと同回数となる3回の役満が出現している。

【映像】黒沢咲が結婚報告をした開幕戦

 次に役満をアガるのはいったい誰なのか。「役満はけっこう得意なんですよ。もし種がくればいつでも狙う派なんです」とは、高打点の打ち筋から“セレブ打法”とファンから呼ばれているTEAM雷電・黒沢咲(連盟)だ。

 自他ともに認める「豪運キャラ」である黒沢が、笑顔で結婚を発表したのは、Mリーグ2019が開幕した9月30日だった。今期初トップを取ったヒーローインタビューで「やっとよいご縁に恵まれて、結婚することができました」と最高のタイミングで“セレブ婚”に自ら花を添えていたことを覚えている麻雀ファンも多いに違いない。

 発表後は「こんなにおめでとうと言われたことは人生ではなかったぐらい、いろんな人から温かい言葉を頂きました」とファンをはじめ、近しい人達からの祝福の言葉に包まれたという。

 気になる新婚生活では、夫と2人で暮らし、得意とする料理の腕を振っている。実家にいた頃は、掃除や洗濯は苦手だったそうだが「やり始めたら本当に楽しくて。やらないで面倒臭いと思っていたことも、いざ楽しんでやってみようと思うと面白い」と日々発見もあるようだ。

 新居にはパワースポットも備えてある。「試合のある朝は、旦那さんが買ってくれた可愛いらしい神棚を掃除して、お水もお米もお塩も全部取り替えて」と共に手を合わせ、心を整えてから対局会場に向かっている。

 Mリーグでは、まだまだ本調子とは言えないが「長い戦いなので、先を見据えて戦っていこうと。チームも去年より明るいというか、あまり入れ込み過ぎるとベストプレーを出せないことが多いので」と力まずに、巻き返しのチャンスを狙っている。

 巻き返しの特効薬といえば、やはり手役の華とされる役満だ。結婚後、黒沢はすでに所属団体のリーグ戦において、安目ツモで跳満、高目ツモで倍満というテンパイを崩して四暗刻を成就させている。「作り上げる役満は素晴らしいんですけど、けっこう豪運キャラみたいに言われていて。天和とか地和を本当はやりたいです」と実にセレブらしい希望を持っている。

 天和や地和といった超レア役満をアガれれば、新妻Mリーガーもチームも上昇気流に乗り、一気に浮上してくるだろう。【福山純生(雀聖アワー)】

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。