ウィリアム王子とキャサリン妃、婚前契約を結んでいた

引用元:ELLE ONLINE
ウィリアム王子とキャサリン妃、婚前契約を結んでいた

今年2019年の春、結婚8周年を祝ったウィリアム王子とキャサリン妃。長い交際期間中に、結婚の約束をしていたというふたりは、当時から一緒になる運命にあると確信していたよう。

キャサリン妃に関する書籍『 Kate: The Future Queen(原題)』のなかで、王室ライターのケイティー・ニコールが明らかにしたのは、若かりし頃のウィリアム王子とキャサリン妃は、ひそやかに将来の約束を交わしていたということ。それは、「40歳になってどちらも結婚していなかったら結婚しよう」というものではなく、「プレッシャーをなくして、将来はちゃんと結婚する」と決意したものだったとか。

この契約が結ばれたのは、将来の王子と妃が一時破局してから再びヨリを戻した、2007年頃のこと。ふたりがセイシェルのデロッシュ島に向かったのは、日常から離れて過ごす時間のなかで関係を修復するためで、ニコールによると、キャサリン妃はふたりの関係がゆるぎなく安心できるものかどうか、不安な気持ちを抱いていたそう。

ニコールは著書のなかで、「パラダイス島でウィリアム王子は、この恋愛は長く続くものだとキャサリン妃に約束しました」と記している。 ウィリアム王子とキャサリン妃、婚前契約を結んでいた Photo: Getty Images 「ふたりは初めて、結婚について真剣に話し合ったのです。目の前に広がる海と夜空の下で、彼らは結婚の契約を結びました」

その後の出来事についてはふたりが語っている通り。2010年ケニアにて、ウィリアム王子はケイト・ミドルトンにプロポーズ。2010年11月16日、婚約を発表し大きな話題となった。2011年4月、ふたりは結婚し、正式にケンブリッジ公爵夫妻として知られるようになり、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が誕生している。

婚約インタビューでは、ウィリアム王子とキャサリン妃が一度破局したときのことも話題に。インタビュアーのトム・ブラッドビーに、「別れていた期間はとても大切で、ふたりの関係を確かなものにしてくれた」と伝えている。

「私たちは、どちらもとても若かったのです」とウィリアム王子は説明した。 「大学生だったから、自分探しのようなものをしていて新たな自分に出会ったり、とにかく自分自身の生き方を見つけるのに必死で、お互いに成長過程にいたんです」

「あのときはとても辛かったです。だけど、別れたことで私は強い人間になれました」とキャサリン妃。

「それまで気づくことのなかった、自分のなかにあるいろんなことを知れる時間でもあったから。若いと恋愛のことばかりになってしまうでしょ。あの当時はそう思えなかったけど、今なら別れていた時期はとても有意義な時間だったと思える。振り返ってみてわかることです」

結婚8年を迎え、着実に愛を育んでいるウィリアム王子とキャサリン妃。たまに見せてくれる、ラブラブな様子も見逃さないで。original text : Catriona Harvey-Jenner

※この記事は、海外のサイト UK版『Cosmopolitan』で掲載されたものの翻訳版です。 ELLE mariage