ライブ配信中に誤って銃を発砲したTwitchのストリーマーがアカウント停止、eスポーツチームからも追放される

引用元:IGN JAPAN
ライブ配信中に誤って銃を発砲したTwitchのストリーマーがアカウント停止、eスポーツチームからも追放される

「SoaRCarl」というユーザーネームを持つTwitchストリーマーのカール・リーマーは、ライブ配信中に誤って銃を発砲したことによりアカウントが凍結され、所属するeスポーツチームからも除名された。
水曜日のライブストリームで、リーマーは弾倉が空になっていると彼が思い込んだピストルのスライドを2回引いてから、近くのモニターへ向かって発砲した。彼はこの過ちについて謝罪の動画を公開し、当時の状況を説明して、この事故が彼に及ぼした影響を語った。
「明らかに、僕は酔っ払っていました。しかし、問題の本質は、僕が素面か酔っ払っていたかに関わらず、銃がおもちゃではないということです。銃は適当に扱っていいものではありません」とリーマーは話す。「僕はこの銃を2年間も持っていますが、まだこんなバカなことをしてしまうリスクがあるのです。弾はカップに当たってはずませてから、1000ドルもするモニターを破壊してしまいました」

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カールは、Twitchの利用規約に明記された「銃やナイフ、爆発物など、死や破壊をもたらす武器を振り回すこと」を一切容認しないルールに違反し、即時および無期限のアカウント停止の処分を受けた可能性がある。
ライブ配信の翌日、リーマーが所属するSoaR Gamingというeスポーツチームは公式声明でリーマーとの契約を解除したとアナウンスした。
「私たちは昨晩のライブストリームにおけるカールの行為を許すことができません。即時発効にて、我々は彼をSoaR Gamingのチームから除名しました」とSoaR Gamingは発表した。リーマーは動画で自分が所属していたチームに感謝の意を示し、彼を追放することが正しい判断であると認めた。
「SoaRはチームから僕を解放しました。彼らはそうして当たり前です。SoaR Gamingが素晴らしいチームであること、そして素晴らしい人たちの集まりであることについて、僕は感謝しています。彼らは正しいことをしました」とリーマーは話している。

また、リーマーは謝罪の動画で、自分が自衛目的でピストルを購入したと釈明し、彼がやったことが「銃を買った理由に正反対」の行為だと認めた。
「これは誰かの命を奪いかねない愚かな過ちでした。僕は病院に運び込まれていたかもしれませんし、自分のペットを傷つけていたかもしれません」
リーマーのTwitchアカウント凍結は永久追放なのか、一時的なものなのかは、この時点ではまだ分かっていない。いずれにしても、彼はそれ相応の制裁を受けたと言えるだろう。 Jeffrey Lerman