病院内の「あおばカフェ」期間限定メニューがひそかにブーム中、毎話登場する世界各国をモチーフにした料理に注目集まる…TBS系ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」

引用元:スポーツ報知
病院内の「あおばカフェ」期間限定メニューがひそかにブーム中、毎話登場する世界各国をモチーフにした料理に注目集まる…TBS系ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」

 TBS系ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(金曜・後10時)は、僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本照円(まつもと・しょうえん)の奮闘を通して、「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問う一話完結形式の医療ヒューマンドラマだ。主演を務めるのは伊藤英明(44)、そのほか中谷美紀(44)、ムロツヨシ(44)、松本穂香(23)をはじめ、片寄涼太(25)、泉谷しげる(71)、萩原聖人(48)ら豪華俳優陣の共演でも注目を浴びている。

 物語の舞台である、あおば台病院内の「あおばカフェ」でのシーンはホッと和める時間だ。そして、このカフェで提供されている「あおばカフェ期間限定メニュー」が実際に食しているキャストたちに大好評でひそかなブームとなっている。メニューは世界中の国名をモチーフにしており、第1話で登場したブラジルバーガーをはじめ、モロッコちまき、エジプトローストチキンなど、どれもありそうでない、なさそうでありそう!?な一品ばかりで、知る人ぞ知る実在のメニューもあるとのこと。キャストたちからは次は何が出るのかと楽しみにしているとの声も。救命救急医・吉田太郎役の谷恭輔(29)は、「本当に美味しいものばかり。エジプトローストチキンは撮影後にキャストのみんなと食べました」と話す。

 峠田浩プロデューサーはメニューに関して、「食事は医師の生命線なので病院内のカフェを癒しの空間にしたいと考え、脚本家の吉澤智子さんが発案してくださり、毎回ひねり出してくださっています。テーマは“ありそうでなさそうな国名と料理の組み合わせ”。フードコーディネーターの住川啓子さんの作る料理はとても美味しくて、キャストやスタッフもいつも合間でいただき、癒されています」と話した。

◆第9話(3月13日放送)あらすじ

 心臓外科学会の理事長・大貫(きたろう)の3歳の孫・川崎美咲(中野翠咲(4))のオペを濱田(ムロツヨシ)が担当し、手術は成功したかと思われたが容態が急変した。すぐに松本(伊藤)が対応し、濱田も駆けつけ緊急オペが行われた。一方、松本が父のように慕う憲次(泉谷)のがん治療が始まった。ステージ4の肺腺がんである憲次の治療には松本の懇願により治験薬を投与することになった。その頃、濱田はオペの失敗が発覚し、投資家リチャード・ポー(近藤公園(41))から融資を断られていた。しかし濱田は小児用ハートセンター設立をあきらめきれず、もう一度だけチャンスを与えて欲しいと、難しい手術の公開オペを提案する。ところが、公開オペが始まってすぐに濱田に異変が。モニターを見ていた松本は濱田の様子にいち早く気づき、手術室に飛び込んで行く。後日、礼拝堂にいた松本の前に濱田が現れ、オペの失敗がトラウマになっていると訴える。見兼ねた松本は濱田を公園に連れ出すも、今までの尖っていた濱田とは思えない意気消沈した様子に。そんな時、近くで悲鳴が上がった。松本と濱田が駆け付けると、若い男が胸を押さえ倒れていた。すぐにあおば台病院の救命救急センターに運ばれ、緊急手術が行われる。松本は、濱田が執刀するべきと押し出し、自分が全力でサポートすることを誓う。 報知新聞社