乃木坂46ドラマ『サムのこと』TVCMスタート ナレーションは秋元真夏

引用元:オリコン
乃木坂46ドラマ『サムのこと』TVCMスタート ナレーションは秋元真夏

 人気アイドルグループ・乃木坂46のメンバーが出演し、直木賞作家・西加奈子氏の短編小説をドラマ化したdTVオリジナルドラマ『サムのこと』(3月20日配信スタート)のテレビCMが全国(一部地域除く)でオンエアが始まった。そのナレーションを担当しているのは、乃木坂46のキャプテン、秋元真夏。4期の背中を押すような優しくも力強いナレーションが印象的な内容になっている。また、ドラマ主題歌は、乃木坂46の25枚目シングルで4期生が歌う楽曲「I see…」に決定した。

【動画】秋元真夏ナレーション風景

 同ドラマは、同じアイドルグループのメンバーだった1人が亡くなったことをきっかけに、久々に集まった元メンバーたちが当時を振り返る過程で、仲間を失った喪失感が生きる希望へと変わっていく模様を描いた群像劇。

 テレビCMは、“乃木坂46の今がここにある”をコンセプトに、ドラマ初挑戦となる乃木坂46の4期生メンバーが演技に対して不安を感じる撮影中の様子から、一転して、本編での堂々たる演技を披露する、メンバーの成長が感じられる内容に仕立てられている。

 これまでにもさまざまなナレーションを経験している秋元だが、テレビCMは今回が初。ナレーションを撮り終えた秋元は「サ行が苦手で‟青春時代を過ごした少女たちの再生”という部分が少し難しかったです」とコメントするも、ほぼノーミスで撮影は終了。さらに「後輩たちの映像を見ながらナレーションを撮るのはすごく新鮮でした。また、私がいなかったシーンの映像も見ることができたので、私も早く本編を見てみたいです!」と作品への期待感を語っている。

 ドラマ主題歌に決まった「I see…」は、4期生メンバーだけで歌われた楽曲ということで、彼女たちらしい、前向きで明るいアップテンポなメロディーに乗せ、ドラマのメッセージでもある<わたしたち大丈夫>という思いを力強く表現。同楽曲は、3月25日に発売される25thシングル「しあわせの保護色」(Type-D)の中に収録される。

 ドラマ配信を記念し、原作者の直木賞作家・西加奈子氏の短編集『サムのこと 猿に会う』(小学館文庫)も6日に敢行。今回ドラマ化された「サムのこと」(デビュー作『あおい』所収)と「猿に会う」(アンソロジー『東と西1』」所収)の初期短編2作も収められている。

 西氏は「いろんな意味で、過去の自分にしか書くことができなかった短編たちです。皆さんが、どんな風に“今”の魔法をかけてくださるのか、とても楽しみです」とコメント。ドラマでは、“カッコ悪い青春時代を過ごした女子たちの再生と希望”というコンセプトのもと、どちらの作品も普段のメンバーからはとても想像できない異色なキャラクターを演じている。

■『サムのこと』
配信日時:3月20日(金)、21日(土)、27日(金)、28日(土) 
配信話数:全4話 (各話約20分) ※各話0時更新
出演:遠藤さくら、早川聖来、田村真佑、掛橋沙耶香、金川紗耶、筒井あやめ、矢久保美緒/秋元真夏
山本剛史、村岡希美、中島歩 ほか