【日本アカデミー賞】『新聞記者』が最優秀作品賞 最優秀主演男優・女優賞も制覇

引用元:オリコン
【日本アカデミー賞】『新聞記者』が最優秀作品賞 最優秀主演男優・女優賞も制覇

 『第43回日本アカデミー賞』の授賞式が6日、都内で開催され、最優秀作品賞に藤井道人監督の『新聞記者』が輝いた。同作でW主演を務めたシム・ウンギョン
は最優秀主演女優賞、松坂桃李も最優秀主演男優賞に輝いた。

【写真一覧】作品賞受賞に喜びを分かち合う『新聞記者』チーム

 同映画は、東京新聞記者の望月衣塑子氏のベストセラー『新聞記者』(角川新書)が原案で、権力中枢の闇に迫ろうとする女性記者・吉岡エリカ(ウンギョン)と、理想に燃えて公務員の道を選んだ若手エリート官僚・杉原拓海(松坂)の対峙・葛藤が描かれたオリジナルストーリー。

 松坂は「うれしいです。ここにはいないスタッフ・関係者の方々と今すぐにでも喜びを分かち合いたいです」と笑顔。自身のスピーチでは涙を見せたウンギョンは「(喜びが)計り知れません。なんとも言えない気持ちで光栄です」と満面の笑みを見せていた。

 藤井監督は「うれしいしか言えないんですけど、もっともっとたくさんのスタッフと力をあわせてこの映画を作ったので、早くみんなに報告したい。桃李くんと同じ思いです」と喜びをかみしめた。同作については「新聞読むと面白いんだなということをすごく感じましたし、河村(光庸)プロデューサーにそれを世代を超えて教えていただきました」とスピーチした。