ヘンリー王子夫妻、離脱発表後初の公務に出席

引用元:日刊スポーツ
ヘンリー王子夫妻、離脱発表後初の公務に出席

王室離脱発表以来、初めて英国入りしたメーガン妃が5日、ヘンリー王子とともに王室メンバーとして最後の公務をスタートさせた。

夫妻は雨の中、ロンドンで開かれた「エンデバー基金賞」に出席。ヘンリー王子が傘をさし、2人で仲良く腕を組んで会場へ向かう写真を米ピープル誌電子版などが公開した。

王子はブルーのスーツ姿。メーガン妃は、ビクトリア・ベッカムのデザインによる鮮やかなティールブルー色のドレスに、マノロブラニクのパンプス姿で、髪はまとめている。

夫妻にとって、これから始まる一連の公務の最初を飾るものとなる「エンデバー基金」は、ウィリアム王子夫妻とヘンリー王子が2012年に、負傷した兵士たちを支援するために立ち上げたもの。

新たなアドベンチャーやチャレンジに挑む負傷兵たちをサポートし、身体的、精神的な回復やリハビリを助けるための基金で、同賞授賞式は兵士たちをたたえる大事なイベントでもある。

同サイトによると、ここ数年、同賞の審査委員も務めてきた王子とメーガン妃は、今回も賞のプレゼンターとして、感動的なスピーチを行ったという。

メーガン妃は、「こんばんは、皆さん。ここに戻って来ることができて、うれしいです。夫とともに、このイベントに参加できるのは3年目になりますが、信じられない幸運です。ここは、最も触発される場所でもあります」とあいさつ。

王子も集まった兵士たちを前に、「私も皆さんの仲間の1人として数えられることを、幸運に思います。ここにいる皆さんが、私の味方であるとおっしゃってくださいました。私もまた、皆さんの味方ですと言うためにここにいるのです」とスピーチしたと報じている。(ニューヨーク=鹿目直子)