吉沢亮×杉咲花、旬の国民的タッグが映画でW主演!8・28公開「青くて痛くて脆い」

吉沢亮×杉咲花、旬の国民的タッグが映画でW主演!8・28公開「青くて痛くて脆い」

 俳優、吉沢亮(26)と女優、杉咲花(22)が8月28日公開の映画「青くて痛くて脆い」(狩山俊輔監督)にW主演することが5日、分かった。2017年の大ヒット映画「君の膵臓をたべたい」の原作者、住野よるさんの同名小説を実写化した青春サスペンス。吉沢は来年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」、杉咲は20年度後期のNHK連続テレビ小説「おちょやん」にそれぞれ主演。旬の国民的コンビで大ヒットを目指す。

 大河主演俳優と朝ドラヒロイン女優の豪華タッグが、映画で実現する。

 「青くて痛くて脆い」は住野よるさんの同名小説が原作。住野さんの作品では「君の膵臓をたべたい」が俳優、北村匠海(22)と女優、浜辺美波(19)のW主演で2017年に映画化され、興収35億円を超える大ヒットとなった。

 今回は、住野さんが「今まで出した本の中で一番自信がある最高傑作」と語った意欲作を実写化。吉沢は昨年、NHKテレビ小説「なつぞら」で演じたヒロインの友人の画家・天陽がブームになり、来年はNHK大河ドラマ「青天を衝け」に主演。杉咲は昨年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に出演し、20年度後期のNHK連続テレビ小説「おちょやん」ではヒロインに。大河と朝ドラで話題を振りまく旬なコンビで、“キミスイ”に続くブームを狙う。

 物語は、人付き合いが苦手な田端楓(吉沢)と、空気の読めない発言で周囲から浮いている秋好寿乃(杉咲)の大学生2人を主人公にした青春サスペンス。2人は世界を変えようと秘密結社サークルを立ち上げるが、秋好がこの世界から姿を消す。その後、サークルの趣旨が変わってしまい、楓が彼女の夢を取り戻すためにサークルの“奪還計画”を企てる。

 撮影を終えた吉沢は「今まで演じたことのない闇の抱え方、屈折の仕方をした役で、見た人から嫌われそうな役だったのですが、演じていてとても楽しかった」と充実感たっぷり。杉咲については「現場でも秋好同様、ずっと笑っている印象でした。今回はがっつりお芝居をできてうれしかったです」と喜んだ。

 一方、住野さんの作品のファンだった杉咲は「原作が出た時から『もし実写化されるならこの役をやりたい!』と思っていたので、オファーをいただいたときはすごくうれしかった」と感激。「ただの青春映画ではない、リアリティーと深みのある作品になったと思います」とアピールしている。