鈴木おさむ「“修造カレンダー”みたい」シンガーソングライターeillのモチベーションの高さにGENE小森も感服

引用元:TOKYO FM+
鈴木おさむ「“修造カレンダー”みたい」シンガーソングライターeillのモチベーションの高さにGENE小森も感服

TOKYO FMの生放送番組「鈴木おさむと小森隼の相談フライデー」。放送作家の鈴木おさむと小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が“相談員”となり、リスナーの人生相談にコンサルしていきます。

2月28日(金)の放送は、シンガーソングライターのeill(エイル)さんが、ゲスト相談員として登場。リスナーのお悩みに答えました。<リスナーの相談>
「私は2年程前から建築現場の作業員をしています。ただ、テレビっ子だったこともあり、高校時代から、テレビや舞台の製作に関わる仕事がしたいと、ずっと思っていました。とはいえ、建築現場に内定してからは目の前の仕事に集中していました。

ですが、昨年の年末、FANTASTICS from EXILE TRIBEやGENERATIONS from EXILE TRIBEのライブに足を運んでから、やっぱりテレビや舞台の製作に携わりたいと思うようになりました。でも、私は極度の人見知りで、“自分に向いているのか”など、マイナス面ばかり考え過ぎてしまい、決断できずにいます。ぜひ、アドバイスをお願いします(プラスターさん 22歳 女性)

おさむ:極度の人見知り……まあ、“やりたい”という思いがあれば、変われると思うけどな。eillちゃんはどうですか? 15歳のときから歌っているそうですが、恥ずかしがったり、人見知りだったりする部分はないですか?

eill:めっちゃあります。子どものときよりも、今が特に人見知りしがちで、最初、デビューしてすぐの頃は、ラジオでも、(パーソナリティの)目を見て話すこともキツかったというか、難しかった時期はありました。でも、今は慣れました、やっぱり。

おさむ:慣れてくるよね。あと、周りの人がみんな平気でそうやっているから。前に、「笑っていいとも!」って番組あったじゃないですか。あれって絶対ADさんが前説するんですよ。本番が始まる前にバーって(お客さんの前に)出ていくんだけど、ただの前説だけじゃなくて、面白いことをしなきゃいけないのね。それを10分くらいやるの、毎日。

小森:すごい。

おさむ:それであるとき、その(前説をする)チーフADが、ものすごい人見知りの人に代わって、“大丈夫か”ってなったんだけど、やっぱね、(やり続けると)そいつそのスタッフはそいつそのスタッフなりの色になってくるんだよね。だから、テレビとかラジオ、YouTubeもそうだけど、人と向き合わなきゃ作れないですから。本当に、その(やりたい)熱があったら、やっぱり変わるよね。

小森:変わりますね。

おさむ:eillちゃんはジャズバーでずっと歌っていたんだよね。じゃあ、人前で歌うのも最初から抵抗はなかったですか?

eill:そのときはもう、家族みたいな感じだったので、緊張はしなかったのですが、普通のライブとかは、毎回めちゃめちゃ震えていました。

おさむ:それが(回数を重ねるうちに)ちょっと楽しくなってきた、みたいな?

eill:そうですね。だんだん自分で“緊張感も楽しめる”というか、「よし、緊張しているぜ」みたいな、バイブスに変わっていくようなのはありました。

おさむ:そうか。だから、何かやっていて、それが楽しかったり、1個でも成功体験が出れば、絶対大丈夫だと思うけどな。それが当たり前になってくるしね。でも、“やりたいという思い”があるのが1番じゃないかな。

小森:そうですね。

おさむ:よく若い人は“夢がない”とか“やりたいことがない”なんて言うけれど、eillちゃんの周りの人は、そういう人がやっぱり多いですか?

eill:確かに、“就職どうしよう”とか思っている子もいますけど、割と“今を楽しむ”勢が、私の友達には多いかなと。私もそうなんですけど、“今日が良くないと明日も良くないだろう”というモチベーションの人が多いかもしれない。

おさむ:すごいね。“修造カレンダー”みたい。

小森:(笑)。熱いですよね。

おさむ:eillちゃんは、昔から“ミュージシャンなりたい”って周りに言っていたの?

eill:言っていました、普通に。“歌手になる”って。バカにされたこともたくさんありましたけど、それでも、今でも応援してくれる子は「マジでなろうぜ!!」って。地元が、バイブス高めなんので(笑)。

小森:バイブス高め(笑)。だから、やってみるのが良いですよね。本当に思いがあるんだったら。

おさむ:熱があるんだったら、やりたいことがあるだけで“才能”ですから。それが1番です。“やりたいことが見つかる”って、自分の遺伝子とか、何か体に絶対マッチしてるものを探りだしているはずだから、それがあるだけで才能ですからね。

(TOKYO FM「鈴木おさむと小森隼の相談フライデー」2月28日(金)放送より)