【超特急 ライヴレポート】『BULLET TRAIN FUN CLUB TOUR 2020「Toooooo 8」』2020年2月23日 at Zepp Tokyo

引用元:OKMusic
【超特急 ライヴレポート】『BULLET TRAIN FUN CLUB TOUR 2020「Toooooo 8」』2020年2月23日 at Zepp Tokyo

 超特急が、2月23日に東京・Zepp Tokyoでファンクラブツアー『BULLET TRAIN FUN CLUB TOUR 2020『Toooooo 8』』のツアーファイナル公演を開催した。2019年6月から治療のため休養中だった6号車・ユースケが2月いっぱいでの脱退を発表しており、本人はいないものの、この日が6人体制の超特急最後のステージとなった。本公演はユーキがセットリストや演出などを考案。熱く楽しくカッコ良いパフォーマンスだけでなく、これまでとはひと味違う大人っぽいパフォーマンスが観られるなど、進化を止めない超特急のライヴが展開された。ユースケとの別れの涙あり、そして5人の超特急として前に進んでいく想いをたっぷり感じられた。

超特急 Zepp Tokyo公演のその他の写真

 超満員の8号車(ファンの呼称)が埋め尽くす中、メンバーは「Fashion」からクールにスタート。続けて「Booster」「Kiss Me Baby」と会場のテンションをどんどんアップさせ、「SAY NO」では力いっぱいの楽しさを爆発させる。また、最初のMCでリョウガが「このたびは8号車のみなさまを驚かせてしまい、申し訳ない想いでいっぱいです。本日が6人と8号車での最後のライヴとなりますが、メンバーとしてはユースケを笑顔で見送ってあげたいです」とユースケの脱退についてコメント。その後、ユーキが手掛けた新たな試みの演出が実践される。特に「Rush Hour」などをメドレーにし男女4人のバックダンサーを交え、リョウガが主人公のミニミュージカル的に展開していくコーナーは斬新な面白さがあった。

 そして、本編を強烈に盛り上げたあと、アンコールのMCでメンバーは今後の想いを語っていく。カイは“僕は超特急の先頭車両なので、みんなと超特急をドームの先の未来まで引っ張っていきます”、タカシは“超特急とユースケは僕が絶対守ります。自分は末っ子担当でヴォーカルもひとりでやってるけど、もっと胸張っていろんなところに出て行きます”、リョウガは“僕たちと8号車、強い想いがあればどんな道も走っていけると思っています。これからも超特急をよろしくお願いします!”など、それぞれが涙混じりに熱い気持ちを口にした。オーラスに披露されたのはユースケが作詞作曲した「超特急です!!!!!!!!」。会場全体に笑顔の一体感を作り上げ、6人体制ラストとなるステージは大団円を迎えた。

撮影:米山三郎/取材:土屋恵介

セットリスト

1. Fashion
2. Booster
3. Kiss Me Baby
4. SAY NO
5. No.1
6. Pretty Girl
7. Body Rock
8. We Can Do It!
9. Rush Hour
10. Jesus
11. EBiDAY EBiNAI
12. サヨナラは雪のあとで
13. refrain
14. Synchronism
15. Drawイッパツ!
16. Don’t Stop 恋
17. Burn!
<ENCORE>
1. Love again
2. 超特急です!!!!!!!! OKMusic編集部