マクドナルドのモノポリーゲーム詐欺事件を題材にしたマット・デイモン主演映画『McScam』は現在も計画中――ベン・アフレックが語る

引用元:IGN JAPAN
マクドナルドのモノポリーゲーム詐欺事件を題材にしたマット・デイモン主演映画『McScam』は現在も計画中――ベン・アフレックが語る

ベン・アフレックが、マット・デイモン主演でマクドナルドのモノポリーゲーム詐欺事件を映画化する『McScam(原題)』は、ディズニーのフォックス買収後である現在も計画進行中であることを明かした。
Colliderのインタビューで、アフレックは2018年からずっと温めているこのプロジェクトに言及し、脚本の新たな草稿を製作中であると述べた。

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「新しい草稿が仕上がりました。かなりいい出来ですよ」とアフレックは答えた。「ハリウッドとは奇妙の場所です。脚本を買ったときにスタジオを経営していた人物が、その仕事を辞めてしまったうえに、その映画を製作する予定だったスタジオまで、ほかのスタジオに買収されてしまったんですからね」
「ですから、いろいろと整理しなければならなくて、“これは今でも優先事項なのか、それとも彼らはほかの種類の映画に興味を持っているのか?”と考えてみました。この『McScam』がどのような優先事項に当てはまるのか、わかりません。僕らは非常に気に入っていて、脚本は今も執筆中です」

当初の脚本は、『デッドプール』の脚本を担当したポール・ワーニックとレット・リースが執筆していると報じられており、アンクル・ジェリー率いる地下犯罪組織を追い込むFBIの作戦を記録した、The Daily Beastの記者ジェフ・メイシュの記事を基に制作されるものとのことだった。元警官だったアンクル・ジェリーは、マクドナルドのモノポリーゲームのピースを印刷する会社に警備員として務めていた男で、数年にわたり、モノポリーキャンペーンの賞金2400万ドルをだまし取った。
しかしこのプロジェクトは、何度も進行が妨げられてきたように思える。ディズニーの21世紀フォックス買収が完了し、ディズニーがフォックスのマーベルキャラクターだけでなく、映画やテレビ番組のスタジオまで手に入れたため、ほかの多くのフランチャイズや所有作品がディズニーの傘下に入ることとなり、さまざまな計画が途中で変更されたり遅らされたりした。 Adele Ankers