片岡仁左衛門75歳、新型肺炎拡大に「大変な時期でも

引用元:中日スポーツ
片岡仁左衛門75歳、新型肺炎拡大に「大変な時期でも

 歌舞伎俳優の片岡仁左衛門(75)が18日、東京・新橋の第一ホテルで地方巡業「松竹大歌舞伎」西コース製作発表に出席した。

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 仁左衛門は名作「義経千本桜」の三段目「木の実」「小金吾討死」「すし屋」で、いがみの権太を演じる。現在、東京の歌舞伎座で“天神さま”を熱演中で「ここへ来るまでしんどかったのでイヤやな~と思っていたけど、また元気になってきた」と会場を和ませた。

 主催者の公文協・松本辰明専務理事は新型コロナウイルの感染拡大に「劇場関係者もどのように対応すべきか苦慮している。公演を中止するところも出てきた。コロナウイルスも芸の力で吹き飛ばしてほしい」。仁左衛門は苦笑しながら聞いていたが「大変な時期でも来てくださるのは非常にありがたい。来て良かったと思われるよう舞台を務めるのが私たちの使命。私たちもうつるかもしれないが、そんなこと気にしてられませんわ!」と意気込んだ。公演は4月1日から26日まで。