「新型コロナウイルス」で苦境に立たされる「飲食店」の現状…ラジオに寄せられたメッセージ

住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。3月3日（火）放送では、「新型コロナウイルスの影響」に悩む飲食店経営者からのメッセージを紹介。同じ悩みを抱える同業者のリスナーから、たくさんのメッセージが届きました。＜リスナーからのメッセージ＞
埼玉県で飲食店を経営しています。2月1日にオープンしたばかりなのですが、3月2日から急にお客様が減りました。新型コロナウイルスの影響なのか、うちが暇なだけなのかがわからず対処に悩んでいます。コロナの影響であれば、耐えるしかないのか……と不安でいっぱいです。

政府が、不要不急の外出を控えるように呼びかける一方で、私たちのような個人経営店はダイレクトに影響を受けていますし、きちんとした保証もないでしょうから本当に不安です。飲食店で働く方、現状を教えてください。そして、これからも頑張りましょう（埼玉県 自営業 女性 36歳）このメールに対して、同業者のリスナーからたくさんのメッセージが届きました。■ファミリーレストランチェーンの店長です。先週末から、会社全体で売り上げがガタ落ち。前年比70％とかなり低迷しています。店が暇なため、労働時間や食材の調整をしなくてはいけないので大変です。3月いっぱいは客数が伸びないと思うので危機的状況です（茨城県 会社員 男性 35歳）

■カウンターだけの小さな飲食店を経営しています。先週までは、むしろ忙しかったのですが、今週以降はどうなるか不安です。確かにランチタイムに外を出歩くサラリーマンさんが減った気がします。ただ、不思議ですが、うちの店では普段あまり見かけないお客様が多くお見えになりました。

対策としては、換気や掃除をこまめにおこない、いつも以上に手洗いをするなど、気を付けています。できる限りのことをしても、お客様がパッタリ来なくなってしまったら潔く、お店をしばらく休みにしようかと考えています。みなさん頑張りましょう！（東京都 自営業 女性 36歳）

■東京・江戸川区で飲食店を個人経営しています。メッセージを聞き、“うちの店も当てはまる”と思い送りました。やはり新型コロナウイルスの影響で予約が減り、売り上げ減になる見込みです。こういった個人事業主への政府の保証は、今後どのようなものになるのでしょうか。

昨年末、やっとの思いでオープンさせたにもかかわらず、今、何を頑張ればお客さんが来てくれるのかわかりません。1日でも早くコロナが終息を迎えるよう、祈るばかりです。個人事業主のみなさま、体調を崩さないようご自愛ください（東京都 自営業 男性 38歳）

■僕は喫茶店をやっています。お客さんは、ほぼ常連さんということもあり、今のところは、普段と変わらない感じでお客さんが来てくれています。しかし、今の状況が長引いてしまうと不安もあります。当たり前の日々が、いかに幸せかを実感しています（東京都 自営業 男性）

パーソナリティの住吉は、「個人事業の方は、飲食にかかわらず影響を受けている方がすごく多いと思います。不安だし、誰にも文句を言えないというか、誰のせいにもできない。多くの方が、そんな気持ちで営業されていると思います。お店でラジオを聴いてくださってメッセージを送っていただき、こうして、みなさまのメッセージをシェアすることしか、今はお役に立てないのですが、そういうふうに思っております」と語りました。

（TOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」3月3日（火）放送より）