東京事変 大阪公演など中止　新型コロナで賛否呼んだ東京開催から一転

　椎名林檎（41）がボーカルを務める5人組バンド「東京事変」が4日、所属事務所のサイトで、6～21日に大阪、仙台、札幌で行う予定だった公演を中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大でライブが軒並み中止・延期になる中、同バンドは先日、東京公演を開催し賛否の声が上がっていた。

【写真】新型コロナで無観客TGCのゆきぽよ

　サイトでは「2月29日に東京で初日を迎えた、東京事変　Live　Tour2O2O　『ニュースフラッシュ』におきましては、公演会場での新型コロナウイルス感染拡大防止の措置を徹底してまいりました」と東京公演での開催に理解を求めた。

　続けて「東京公演の終了後、おうかがいする予定でおりました今後の公演について、あらためてメンバー全員とスタッフで考え、話し合いました。その結果、現在の国内の状況に鑑み、以下の5公演を中止することといたしました」と説明した。

　中止になるのは6・7日の大阪・フェスティバルホール、14・15日の仙台サンプラザホール、21日の札幌文化芸術劇場hitaruでの公演。

　さらに「公演を楽しみに待っていてくださったお客さまには、大変ご迷惑をお掛けすることとなりますが、このような判断をさせていただきましたこと、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます」と謝罪し、「また、現在のところ確約できる段階にはございませんが、後日、代替えに値するような公演を行なうことを目指し、メンバー、スタッフ共々鋭意努力しております」と記した。