IKKO、39歳でパニック障害発症 今も薬常備「焦らずに大丈夫、大丈夫ってやることが大事」

引用元:スポーツ報知
IKKO、39歳でパニック障害発症 今も薬常備「焦らずに大丈夫、大丈夫ってやることが大事」

 タレントのIKKO(58)が2日放送のTBS系「名医のTHE太鼓判!春の芸能人余命宣告!史上最悪!3時間SP」(月曜・後7時)に出演。39歳の時に発症したパニック障害との戦いを明かした。

 発端は頻繁な首の強い張り。診察のため病院に向かったが、車が渋滞にはまると症状はどんどん悪化。血圧が200超まで上がり、その場で入院となった。その時は1週間で退院したが、その後も電話の呼び出し音を聞いたり、ホテル宿泊の際、エレベーターで上階に向かう時や地下に降りる時に呼吸困難などの症状に襲われ続けた。

 すでに1日4、5個の仕事を掛け持ちする売れっ子だったため、通院を先延ばしにしていたが、ついに心療内科を受診。その際、パニック障害の可能性を指摘されたという。

 突然訪れる恐怖感や強い不安によって激しい動悸、めまい、呼吸困難などの発作が起き、繰り返されるのがパニック障害。脳から分泌されるホルモン、セロトニンが減少することが要因のひとつとされ、患者数も24年前の10倍になっているという。

 医師から「お守りをあげますね」と「大丈夫」と書いた紙をもらったIKKO。「絶対に焦らないで。大丈夫、大丈夫と思って下さい。気持ちを楽に持つことがすごく大切なんですよ」とアドバイスされたことを明かした。

 現在はほぼ完治したが、突然の発作に備え、薬を常備していると明かし、「自分の技量以上のことをやろうとしちゃったのかな? 今考えればいい勉強でした。絶対に焦らずに大丈夫、大丈夫ってやることが大事だったんでしょうね」と笑顔で話していた。 報知新聞社