映画版『アンチャーテッド』の新たな監督が『ヴェノム』のルーベン・フライシャーに決定!アントニオ・バンデラスも出演へ

引用元:IGN JAPAN
映画版『アンチャーテッド』の新たな監督が『ヴェノム』のルーベン・フライシャーに決定!アントニオ・バンデラスも出演へ

ソニー・ピクチャーズは映画版『アンチャーテッド』の新たな監督として、『ヴェノム』のルーベン・フライシャー監督を正式に起用した。さらに『デスペラード』のアントニオ・バンデラス、ソフィア・テイラー・アリ(『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』)、タティ・ガブリエル(『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』)がキャストに加わることも明らかになった。
ビデオゲーム「アンチャーテッド」シリーズの映像化は、何年も前から企画されているが、制作は難航していた。現在の脚本は、2008年の『アイアンマン』に携わったアート・マーカムとマット・ホロウェイが手がけたものだ。
今回のニュースを報じたのはVarietyだが、バンデラス、アリ、ガブリエルがどのキャラクターを演じるのかは不明だ。
今年1月、もともと監督を務めるはずだった『バンブルビー』のトラヴィス・ナイトがスケジュール問題で降板した後、フライシャーの名前が新たな監督の「トップ候補」として浮上していた。6人目の監督を失った後、ソニーは映画版『アンチャーテッド』の公開日を2020年12月18日から2021年3月5日に延期した。

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フライシャーは『ヴェノム』と「ゾンビランド」シリーズでソニー・ピクチャーズと仕事をしている。ビデオゲーム原作映画に起用されるのも今回が初めてではなく、フライシャーは数年前、映画版『SpyHunter』に起用されていた。
ナイトの他にも、映画版『アンチャーテッド』の監督にはデヴィッド・O・ラッセル、ニール・バーガー、セス・ゴードン、ショーン・レヴィ、ダン・トラクテンバーグが起用されていたが、それぞれ何かしらの理由で降板している。
トム・ホランドは最近IGNのインタビューで、本作の撮影がまもなく始まると話していた。映画版『アンチャーテッド』ではホランドが若きネイサン・ドレイクを演じ、マーク・ウォールバーグがサリーを演じる。

ホランドはIGNのインタビューで、映画版が『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』からインスピレーションを得ていると明かしていた。
「ゲームからは確実に多くのインスピレーションを受けた。でも、この映画のネイサン・ドレイクはとても若くて、イメージが一新されたキャラクターだ。当然だけどもこの若きネイサン・ドレイクはゲームで見ることができなかった」とホランドは語っている。「だけども、これは本当にすごい映画だよ。そして世界的だ。僕たちは世界を冒険し、いくつもの驚くような場所に行くことになる。マーク・ウォールバーグと僕は、ともにすばらしい夏を過ごすことになるだろう」
さらにホランドは、映画版『アンチャーテッド』がなかなか成功しないビデオゲーム原作映画の問題に解決策を提示するとも話している。
「大半のビデオゲーム原作映画とは違い、映画版『アンチャーテッド』はビデオゲームへのオリジンストーリーになっているんだ」とホランドはIGNのインタビューで話している。「だからゲームをプレイした人も、映画の話を知らないんだ。みんなが初めて知る情報だからゲームをプレイしたことのない人も楽しめる。長い間企画されていた作品だから、制作がものすごく楽しみだよ」 Jim Vejvoda