舛添要一氏、新型コロナ政府の対応遅れを批判「最初の患者が出てひと月半何やってたんだ」

引用元:ENCOUNT
舛添要一氏、新型コロナ政府の対応遅れを批判「最初の患者が出てひと月半何やってたんだ」

 前東京都知事で元厚労相の舛添要一氏が2日、TBS系の情報番組「グッとラック!」に生出演した。

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 新型コロナウイルスの対応をめぐり、政府への風当たりが強まっている。安倍首相は大規模イベントの中止や全国の小中高校を一斉休校させるプランなどを打ち出したが、場当たり的と批判されている。市場からはマスクが消え、今度はトイレットペーパーや米、インスタント食品などが品切れになり、国民の混乱は収まらない。

 舛添氏は「全部もっと早くやれてたんじゃないの。叩かれたから今やるよっていうんじゃなくて。ひと月、ふた月前にできてたこと。一斉休校も現場から『3日間でやるの?』って共稼ぎのご家庭含めて猛烈な反発が起きたんで、その2日後に(首相が)会見をやった。批判が出てからでは全然迫力がない。発表した時こそやるべきだった。すべて後手後手。最初の患者が出たのは1月16日ですよ。ひと月半何やってたんだ」と切り捨てた。

 安倍首相は緊急会見で、マスクを国が買い取り、感染拡大が深刻な北海道へ供給することを発表した。

 しかし、舛添氏は「ますます東京の、大阪のドラッグストアでマスクがなくなる。また行列しないといけない。北海道を助けるのはいい。ほかのところの住民でマスクない人はどうするんですかっていうことも考えるべき。マスク困っているの何週間前からですか? ずーと、足りなくてみんな困っている。最初からこれやればいい。全部買い占めてすべて配給すればいい。台湾はやってるんです」と語気を強め、北海道だけに供給することに異議を唱えた。 ENCOUNT編集部