引用元:中日スポーツ
元経産省官僚で慶大大学院の岸博幸教授(57)が2日、フジテレビ系のバラエティー番組「バイキング」に出演し、新型コロナウイルスの感染拡大について、「私は感染拡大は厚労省の人災の側面が大きいと思います」と初動対応のまずさを批判した。
クルーズ船の対応は「米国を筆頭に、ほかの国は、降りた後も14日間、隔離していた。船内で陰性が確認されても乗員と接触したかもしれないので隔離した。日本はやらず電車で帰して行動を監視しなかったから、いろいろなところで感染が拡大している」と述べた。
(ウイルスの有無を調べる)PCR検査についても「厚労省は傘下の研究所で検査することにこだわりすぎて、韓国みたいに、PCR検査をしっかりやる態勢ができなかった。そういう意味では厚労省の人災の要素がすごく大きいなと思います」と2つの例をあげた。