引用元：スポーツ報知
俳優の成田凌（２６）と、周防正行監督（６３）が７日、京都市右京区の東映太秦映画村内の中村座で、１３日に公開する映画「カツベン！」の公開記念イベントに出席した。
約１００年前、映画が活動写真と呼ばれていた頃に、セリフの吹き替えや説明で劇場を盛り上げた活動弁士の物語。主演の成田は「ここに来ると緊張を思い出しますね。クランクイン前に４か月、クランクイン後に３か月トータル７か月仕事もせず、カツベンの練習をさせてもらえた。事務所に感謝です」と照れ笑い。周防監督は「京都にだけは行くもんじゃないと言われて、ずっと近づかないようにしていたんですけど、今回初めて来て、本当にあたたかい人たちと、メイク、衣装、技術などこれまで積み上げてきたものが素晴らしかったので、本当に本格的な時代劇を撮りたい」と、撮影を振り返った。
サプライズゲストで登場したタレント・浜村淳（８４）が、周防監督とマシンガントーク。間に立っていた成田は、どんどん後ずさりし「そのままはけてしまうんじゃないかと思いました」と、笑わせた。周防監督の「チャンバラを撮ってみたい」という要望に成田がすかさず「殺陣のけいこしとけばいいですか」と返すなど、和気あいあいとした雰囲気。最後に成田は「ただ楽しい映画。何も考えず、映画館で座って見て下さい」とＰＲした。
報知新聞社
