光り輝く人魚姫、魚谷侑未がリーグ最高記録更新、9万4400点の特大トップ/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
光り輝く人魚姫、魚谷侑未がリーグ最高記録更新、9万4400点の特大トップ/麻雀・Mリーグ

 まさに完勝、圧勝だ。大和証券Mリーグ2019・2月27日の第1試合で、セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)が9万点を超える特大トップ、今期9勝目を獲得した。

【中継映像】魚谷侑未、リーグ史上最高得点9万4400点をマーク

 この試合の対局者は、U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)、魚谷、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)の並びでスタート。

 ドラマは東1局に訪れた。国士無双をテンパイすると、松本のリーチに当然の押しを見せ、アガリ牌の1索を自ら引き寄せて、3万2000点を獲得した。

 試合開始数分で大量リードを得た魚谷は、その後も攻める手を緩めない。東場が終わるまでにアガリは5回、どれも大物手をしっかりまとめ、持ち点は9万点を超えた。終わってみれば全13局中、テンパイ料を含めると、実に8局で魚谷は加点に成功した、まさに圧巻の内容。また、対局終了時の持ち点9万4400点はリーグ最高記録を更新した。

 電光石火の役満に始まり、序盤で試合を決定づける高打点のアガリラッシュ。夢の10万点かと見る者を惹きつける快進撃で、ファンからは「ゆーみんおめでとう!」「魚ちゃんおめええ」「強谷さん!」と声援が飛んだ。

 連続連対試合記録もこれで10試合となり、リーグレコード11試合に王手をかけた。ここまで好調を維持してきた魚谷は、この大事なリーグ最終盤で、チームのレギュラーシーズン首位をほぼ不動のものにする特大トップ。いよいよ個人成績でも首位をうかがう2位にまで浮上した。

 インタビューでは「麻雀は最高に楽しい」と開口一番でまさに“最高”の笑顔を見せた。また、役満のテンパイでは手が震え、それを必死に隠していたと、勝負所の心境を吐露した。

 個人成績に話を振られると「ここまで来たらチームに(個人)MVPを持って帰りたい、近藤さん(近藤誠一・最高位戦)と2人で目指したい」と力強く語り、リーグ優勝と個人でのタイトル獲得も目指すと宣言した。

 最後はキレよくウインクも決め、絶好調をアピールした。光り輝く“マーメイド”の泳ぎは、春の戴冠までさらに勢いを増していきそうだ。

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