負けた方がむしろレア 近藤誠一、連続ラス回避記録は23試合でストップ 約1年ぶり/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
負けた方がむしろレア 近藤誠一、連続ラス回避記録は23試合でストップ 約1年ぶり/麻雀・Mリーグ

 1年以上、無敗の男だった。大和証券Mリーグ2019・2月27日の第2試合において、セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)が4着となり、連続ラス回避記録は23試合でストップした。

【映像】近藤誠一、約1年ぶりにラス 連続回避記録は23試合でストップ

 試合はU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)が先行、それに競りかけるKONAMI麻雀格闘倶楽部・藤崎智(連盟)を近藤と渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)が追いかける展開。

 近藤は東1局、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)のリーチに対し、勝負を挑んだ牌が8000点の放銃。その後、日向から跳満をアガって一時は3着浮上となり、コメント欄も「カッ!!!」「夢芝居 続演」「さすが誠一さんだああああ」と沸き立ったが、次局に親の小林へ痛恨の7700点を放銃、連続ラス回避記録は23試合目で終了した。

 この結果で近藤は個人成績も3位後退となったが、それでもここまでの連対率63%とラス回避率95%は全29選手の中でも際立って優秀。圧倒的な強さを見せており、レギュラーシーズン首位通過に向けてチームの立役者となっている。

 「負けたことが話題になる」、そんな選手は近藤をおいて他にいない。また、一旦は3着目に浮上した跳満のアガリはまさに近藤らしい粘りそのもの。負けてなお強し、セガサミーフェニックスに近藤ありと、見る者に印象付けた試合でもあった。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。