『時効警察はじめました』“配信オリジナル版”、3・6登場

引用元:オリコン
『時効警察はじめました』“配信オリジナル版”、3・6登場

 テレビ朝日系で昨年10月期に放送されたドラマ『時効警察はじめました』が、未公開シーンをプラスした“配信オリジナル版”を制作し、動画配信サービス「Amazon Prime Video」と「テレ朝動画」で、3月6日より配信される。

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 同ドラマは、時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗(オダギリジョー)が、名(迷)助手・三日月しずか(麻生久美子)と共に未解決事件の謎に挑むシュールな脱力系コメディーミステリー。ファンの間で“伝説のドラマ”として語り継がれてきた『時効警察』シリーズの12年ぶりの新作ということで、話題になった。

 地上波放送では、霧山が出向していたアメリカのFBIから12年ぶりに帰国、再び総武署の“時効管理課”に戻ってきたところから物語がスタート。“時効管理課”の主な仕事は、時効になった事件の資料を検察へと送ることと、その捜査資料の管理なのだが、殺人など重大事件の時効が廃止され、以前よりもさらに窓際な部署になっていて…。そんな古巣に戻ってきた霧山は、時効を迎えた事件を私的に捜査するという“趣味”を再開させる。

 霧山にとって、捜査はあくまで趣味なため、対象とする事件は大小さまざま。たとえ犯人を突き止めたとしても成敗などするわけではなく、自分の推理が正しいことを確かめたい…ただそれだけ。真相を暴かれ真っ青になった犯人を心配させないために、霧山は毎回犯人に一枚のカードを手渡す。それが…“誰にも言いませんよカード”。

 劇中にちりばめられたサスペンス、人間ドラマ、そして笑い…。おなじみの“時効”メンバーに、吉岡里帆演じる刑事課・彩雲真空、磯村勇斗演じる鑑識課・又来康知ら新メンバーが加わり、さらにシュールでポップ、そしてなんとなくゆるい“時効ワールド”を展開。毎回登場するゲスト出演者にも注目が集まった。

 配信オリジナル版では、事件のカギを握るシーンの全貌を追加収録。さらに地上波では泣く泣くカットした、“時効”ならではのシュールなやりとりも余すことなく生かしている。全シーズンを通して脚本・監督を担当してきた三木聡氏はじめ脚本陣が配信オリジナル版のためだけに書き下ろしたシーンも詰め込み、『時効警察はじめました』の新しい世界を楽しむことができる。