王兵による8時間超えの大作「死霊魂」予告、飢餓収容所を生き延びた人々が体験語る

引用元:映画ナタリー
王兵による8時間超えの大作「死霊魂」予告、飢餓収容所を生き延びた人々が体験語る

「鉄西区」3部作、「三姉妹~雲南の子」などで知られるワン・ビン(王兵)が監督を務めたフランス・スイス合作映画「死霊魂」の予告編がYouTubeで公開された。

【動画】「死霊魂」予告編(メディアギャラリー他12件)

山形国際ドキュメンタリー映画祭2019で、インターナショナル・コンペティション部門の大賞となるロバート&フランシス・フラハティ賞、観客賞にあたる市民賞をダブル受賞したドキュメンタリー「死霊魂」。上映時間8時間26分に及ぶ本作の題材となったのは1950年代後半、中国共産党によって、反動的な右派と名指しされた55万人もの人々がゴビ砂漠にある収容所に送られた反右派闘争だ。

予告編には“飢餓収容所”と言われた施設を生き延びた人々が、それぞれの体験をカメラの前で語る様子が収められた。

「死霊魂」は4月4日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。なお劇場でスクリーンにかけられる際は休憩2回を挟む3部上映となっている。長尺であることを考慮しシアター・イメージフォーラムでは3月2日12時から劇場窓口および劇場オンラインサイトでチケットの予約を受け付ける。

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