ノンスタ石田、ロンブー亮から引き継ぎ『おかべろ』2代目店長 岡村隆史が全幅の信頼「感覚が合う」

引用元:オリコン

 お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が、きょう7日放送のカンテレのバラエティー番組『おかべろ』(後2:27~57 ※関東地方は10日の深夜1時5分)より、進行役を担当する“2代目店長”に就任することが決定した。初代店長は田村亮が務めていたが、詐欺グループとの闇営業で金銭受領が発覚し謹慎処分となったことから、今年7月6日以降、“アルバイト”としてさまざまな芸人が交代で番組を進行していた。

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 今回のゲストは、千原兄弟。石田は1990年代、当時の心斎橋筋2丁目劇場(1999年閉館)に通うお笑いファンのひとりとして千原兄弟のライブを客席で見ていたことから「変な緊張します…」とこぼす。まずは千原ジュニアだけが登場。岡村隆史とジュニアは、業界内で「共演NG」といううわさすらあったといい、久々の共演の場に石田の緊張も倍増していた。

 そんな中、石田が「今日、ぼく店長になったんです」と宣言すると、岡村も笑顔で拍手。番組のエンドトークでは、岡村が「頼むね! どんどん(お店を)大きくしていって!」とエールを送った。番組では、ジュニアと岡村がお互いを避けるようになった理由や、当時の2丁目劇場の裏側など、数々の噂話を紐解いていく。さらに翌週14日放送予定の後編(関東地方では17日深夜1時15分)では、兄のせいじが登場。不倫騒動について謝罪するほか、海外ロケでの驚きのエピソードなどを語る。

 収録後、岡村と石田がコメントを寄せた。

岡村隆史
「石田が全部進行してくれるので、すべてお任せしています。石田がチラっとカンペを見る目とか、好きですね(笑)。石田は、収録が終わったあとの声のトーンだったり、たたずまいが一緒なんです。そういうのが心地がいい。終わっても『わーっ』としゃべってくる人もいるじゃないですか。そうじゃなくて、すっと幕を下ろす感じ、というんですかね。そういう感覚が合うんだろうなと思います。あと、お笑いにはすごく詳しいので、賞レースのチャンピオン芸人とかが来るときに、パシっと解説してくれるんだろうなと思っています。漫才のことは石田に聞いたらいいと思っているので。全部石田に任せて、僕は極力自由にさせてもらえたらなと。ええ店になるなと思っています」

石田明
「アルバイトで何回か入らせてもらったので、そこでどういう評価を得たのか分からないですけど、店長に就任できてうれしいですね。岡村さんとは、温度感が似ているというか、『あ、エンジンかけにいかはったな』とか、けっこうわかるし『よし、それに便乗していけばいいんですね!』という道しるべになっています。まさか、きょうのゲストが千原兄弟。すごかったですね。店長初日やから、純粋な緊張をしたかったんですけど、めちゃくちゃねじれた緊張になりました。当時、2丁目劇場に見に行っていて、ほんまに怖い人たちがいるところやと思っていましたからね(笑)。そんな話も笑ってできる時代が来たのか、と思いました。忘れられない一日になりましたね。“店長”というのは独特のポジションで、別に岡村さんがやってもいいし、進行という意味ならアナウンサーでもいいポジションなので、難しいなとは思いますが、いいアクセントになれればいいなと思っています」