広瀬すず「私のせいじゃない…」吉沢亮・堤真一と“コメディーの極意”を語る

広瀬すず「私のせいじゃない…」吉沢亮・堤真一と“コメディーの極意”を語る

広瀬すず(21)さん主演のコメディー映画『一度死んでみた』の完成披露試写会が2月24日に東京・内幸町で行われ、吉沢亮(26)さん、堤真一(55)さん、リリー・フランキー(56)さん、小澤征悦(45)さん、嶋田久作(64)さん、木村多江(48)さん、松田翔太(34)さんらキャストと浜崎慎治監督が登場した。

【画像】堤真一演じる父親に消臭剤をかける反抗期の娘・広瀬すず

コメディー初挑戦の広瀬すずさんが演じるのは、デスメタルバンドのボーカルで、父親が大嫌いな主人公・野畑七瀬。堤真一さん演じる父親・計が大嫌いで「クサい!」と暴言を吐きながら消臭剤を吹き付けるなど、反抗する役どころだ。

広瀬すず:
私のこの辺にある「やさぐれ精神」がパーンと出た感じがあって、ただ気持ちよくセリフが出るようになりました

一方、劇中とは言え、娘役の広瀬すずさんから暴言を浴びまくった堤真一さんは…

堤真一:
僕、娘がいるんですけど、いずれ言われるだろうなって思っています(笑)

吉沢亮さんは、存在感がなさすぎて「ゴースト」と呼ばれている計の部下を演じているが…

吉沢亮:
僕自身、めちゃくちゃ根暗なんで。「素の吉沢亮」でやってました、あれは…

司会者:
現場でも存在感のなさを発揮していた?

吉沢亮:
基本、気付かれないから。(現場に)いるのに「すみません、吉沢さん待ちです」みたいな(笑)…空気が流れる瞬間とかもたまにあったりするので…

家族に感謝していること&申し訳なく思うこと

めざましテレビは、イベント後の広瀬すずさん、吉沢亮さん、堤真一さんに単独インタビュー。

劇中で、反抗期ながらも仮死状態となった父を前に、感謝と後悔の気持ちで揺れ動く主人公の姿が描かれていることにちなんで、こんな質問を。

鈴木唯アナウンサー:
みなさんが人に感謝するのはどんな時ですか?

堤真一:
僕はいま家族がいるので、いてくれるだけで感謝ですね。(公私の)切り替えができるんで…

鈴木唯アナウンサー:
リラックスできる唯一の場所というか…

堤真一:
でも結構、気もつかうしね

鈴木唯アナウンサー:
え!?

堤真一:
僕、家族の前でおならをしないようにしてますから

吉沢亮:
え~!?

鈴木唯アナウンサー:
何でですか?

堤真一:
子供は(おなら)やると、「自分も」と笑いにつながるから。おならで笑いを取りたくないっていう(笑)

反対に、広瀬すずさんと吉沢亮さんは、家族に対して申し訳ないと思っていることがあるそうで…

広瀬すず:
なんでも一回、お母さんを通じて全部やってもらう。面倒くさがりっていうのもあるので。いろいろあるじゃないですか、生きてると。書類みたいなのが出てきたりとか、大きい買い物も全部、いったんお母さんにって。面倒くさいだろうなぁって思うんですけど、結果やってくれるので「ごめんなさい」って…

鈴木唯アナウンサー:
そう思いながらも頼んじゃうという?

広瀬すず:
はい

吉沢亮:
親にはやっぱり一番、迷惑を掛けていると思うし、お弁当を作ってもらっても食べなかったりとか(笑)

堤真一:
あー…

吉沢亮:
ありますよね?買い食いして

鈴木唯アナウンサー:
あるあるですね

吉沢亮:
男4人兄妹なんで、うち。何人もの弁当を朝早くから作ってくれてるのに、食べないで持って帰ったりとかね。なんかもう今考えると、その時の自分をぶん殴りたいですよね(笑)