CD PROJEKT REDがヨーロッパで2番目に時価総額の高いゲームデベロッパーに

引用元:IGN JAPAN
CD PROJEKT REDがヨーロッパで2番目に時価総額の高いゲームデベロッパーに

CD PROJEKT REDがヨーロッパ全体で2番目に時価総額の高いゲームデベロッパーとなった。これは先日、CD PROJEKT REDの時価総額が80億ドルを上回ったことで確実となった(出典:Reddit)。
時価総額がヨーロッパで1位なのはどのスタジオだろうか? 答えはUbisoftだ。その時価総額は現在95億2000万ドルとなっている。しかし今や、CD PROJEKT REDはその額に手が届きそうになっている。

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企業の価値が上がったり下がったりする理由をはっきりさせるのは難しいが、CD PROJEKT REDについてはその理由がわかりそうだ。まず、『ウィッチャー3 ワイルドハント』をプレイする人の数がNetflixのドラマシリーズの配信後に急激に増えている。
ゲームの売り上げが急激に伸びたのはこのためだと思われるが、2018年10月以降、『ウィッチャー3 ワイルドハント』のSteamからの収益のみで50000万ドルを達成したとCD PROJEKT REDが先日発表したことから考えると、これは確かに事実のようだ。Steamで5000万ドル以上の売上を超えた作品は、Valveの取り分が30%から20%に減るため、CD PROJEKT REDにとっては『ウィッチャー3 ワイルドハント』1本あたりの売上が若干増える。
『ウィッチャー3 ワイルドハント』はNintendo Switchでもリリースされており、このプラットフォームにおいても売り上げは好調のようだ。最近のアップデートでグラフィックスが向上し、PC版とのクロスセーブのサポートが可能になったため、さらに魅力的になっている。

CD PROJEKT REDは今年『サイバーパンク 2077』もリリース予定。リリース日は4月から9月に変更になっている。もうひとつの人気シリーズへの期待はCD PROJEKT REDの現在の時価総額をさらに上げることになりそうだ。
そんなに何カ月も待っていられないという人は、その間に近未来科学技術のディストピアの世界が広がっている「サイバーパンク」シリーズをチェックしておこう。 Chris Priestman