斎藤工、反町隆史「POISON」を語る「いま歌われるべき曲」

引用元:TOKYO FM+
斎藤工、反町隆史「POISON」を語る「いま歌われるべき曲」

シンガーソングライターのLOVEがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「LOVE CONNECTION」。2月17日(月)放送のコーナー「LISTEN! MY PLAYLIST」に、「齊藤工」名義で映画監督としても活動している俳優・斎藤工さんが登場!「思わず歌いたくなるプレイリスト」を紹介しました。

◆斎藤工さんの「思わず歌いたくなるプレイリスト」

アーティストやクリエイターが、普段聴いているこだわりのプレイリストを紹介するコーナー「LISTEN! MY PLAY LIST」

♪ 高畑充希・斎藤工「ダンスは魔法」

絶賛公開中の映画「ヲタクに恋は難しい」の歌です。この曲は、映画のなかで僕が急に、“ミュージカル”の定義をぶち壊したかのような歌い方をする曲なんですけど(笑)。作曲は、「新世紀エヴァンゲリオン」の劇伴などで知られる鷺巣詩郎(さぎす・しろう)さん。高畑充希さんは、(ミュージカル「ピーターパン」でピーターパン役をつとめた)“元ピーターパン”ですよ。歌がうまいことは、みなさんご存じだと思います。そんな高畑さんとデュエットをするということで、日々デモを聴いて、この曲を口ずさみながら本番に挑みました。

♪ 反町隆史「POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~」

時代とともに、“POISON(毒)”の対象が増えているように感じます。反町さんが歌っていたときの時代からさらに、言いたいことが言えなくなっている。この曲こそ、いま歌われるべきではと強く思っています。

♪狐火「再録コンプライアンス」

私が総監督をつとめる映画「COMPLY+-ANCE コンプライアンス」主題歌です。狐火さんは、ポエトリーリーディングというジャンルで活躍されています。HIP-HOPのジャンルではあるのですが、どこか詩人っぽい。そんな狐火さんに、「映画に主題歌をつけてほしい」とお願いをしたのですが、「コンプライアンス(法令遵守)的に歌詞にするのが厳しい……」という状況で狐火さんをしばってしまい、実は2回再録してもらいました。

最終的にできた楽曲は、そのような背景を含めて“ナマモノ”となり、作品とマッチした、映画を象徴するような楽曲になりました。“コンプライアンス”という、今の世の中の閉塞感、苦しみ、不自由……から生まれた楽曲です。みなさんがコンプラアインスについて考えるきっかけになってくれればと思います。

斎藤さんが企画・原案・脚本・撮影・監督などをつとめる映画「COMPLY+-ANCE コンプライアンス」は、2月21日(金)から公開します。詳しくはオフィシャルサイトをご確認ください。

(TOKYO FMの番組「LOVE CONNECTION」2月17日(月)放送より)