これが、銀行で働くOLたちの実態だ!

引用元:ニッポン放送
これが、銀行で働くOLたちの実態だ!

【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第783回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

 

今回は、2月28日に公開される『架空OL日記』をご紹介します。 これが、銀行で働くOLたちの実態だ! ニッポン放送「Tokyo cinema cloud X」

リアルでクレイジーなバカリズムワールドがスクリーンに…

憂鬱な月曜日の朝。銀行員OLの“私”の1週間が始まった。携帯のアラームを6時にセットするも、6時半に起床。眠気に耐えながらも、メイクはきちんと。

満員電車に揺られて職場の最寄駅で合流するのは、社内でいちばん仲良しの同期、マキ。そして会社の更衣室では、後輩のサエに入社8年目の小峰、10年目の酒木も加わり、就業前のおしゃべりに華が咲いて…。 これが、銀行で働くOLたちの実態だ! ニッポン放送「Tokyo cinema cloud X」 お笑いだけでなく、脚本・小説・イラストとマルチな才能を発揮し続ける唯一無二の芸人、バカリズム。

彼が2006年から3年もの間、銀行に勤めるOLになりすまし、日々のあれこれをこっそり綴っていたブログは、鋭い観察眼によるリアルすぎる日常が綴られており、読者は誰もが「本物のOLだ」と信じ込んだものでした。

それだけに著者の正体がバカリズムだと判明したときには、一躍話題騒然となりました。そんなブログを書籍化した「架空OL日記」を原作とした連続ドラマは視聴者にさらなる衝撃を与え、ついに、満を持しての映画化となりました。 これが、銀行で働くOLたちの実態だ! ニッポン放送「Tokyo cinema cloud X」 …と言っても、映画版だからと派手な事件が起きるわけではありません。そこに描かれているのは、ドラマと同様、銀行で働くおなじみのキャラクターたちの職場での風景。淡々とユーモラスに、そしてときには辛辣に、彼女たちの日常や心理が紡がれて行きます。

“OLあるある”な小ネタも満載! クスクス笑ったり、うんうんと頷きながら共感したり…。日頃、女性たちが何となく感じている不満やストレスを代弁してくれているような独特の空気感に、清々しささえ覚えてしまいます。

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