ビートたけし略奪婚の結末 兄&姉は妻A子さん溺愛の不自然

ビートたけし略奪婚の結末 兄&姉は妻A子さん溺愛の不自然

 18歳年下の新妻を得て、「しあわせになりたい」と公言するビートたけし(73)。不倫関係にケジメをつけ、個人事務所でのマネジメントも一任しているが、業界関係者からは「素直に祝福できない」との声がいまだにかまびすしい。

「兄貴や姉ちゃんから、ちゃんとしなさいって怒られた。『あの子はすごくいい人だよ。おまえみたいなヤツと一緒になってくれる人はいないんだから』って」などとテレビでコメントし、きょうだいからの後押しで再婚に踏み切ったことをたけしは明らかにしている。

 兄貴とは明大名誉教授でタレントの北野大(77)のことで、姉ちゃんとは5人きょうだいの長女、安子さんのよう。テレビ局関係者として、こんなコメントが報じられた。

「安子さんはA子さんのことをとても気に入っていて、毎日たけしさんの自宅で一緒に朝食を食べているそうです。親族とも絆を強めているA子さんを見て再婚を決意したのでしょう」

 夫のみならず、その兄姉にまで尽くしてくれているとすれば、たけしも気分が悪いはずがない。だが、これには次のような声が突き刺さる。

「まるで前妻はこれまで何もしなくて、たけしのきょうだいにも可愛がられてなかったかのよう」

 40年連れ添った前妻やその子どもたちから見るとA子さんの姿はまた違って見えてくるのも当然だろう。

■前妻は「健康で元気で幸せに」

 たけしがA子さんと新事務所「T.Nゴン」を設立し、A子さんがマネジメントを掌握して以降、A子さんは古くからのマネジャーを辞めさせ、またスタイリストら功労者が去り、A子さんからのパワハラで自律神経失調症になったとして、元付き人から訴訟を起こされたりしている。そういう人物が、きょうだいには「いい人」と言わしめているのは、どこか不自然でもある。たけしの前妻、元漫才師の幹子さん(68)はどう思っているのか。

「(再婚は)おめでたいことですからね。おめでとうでいいんじゃないですか。残りの人生、健康で、幸せになってほしいですね。これからも元気で仕事をしてくださいって。願いはそれだけ」

「女性自身」の直撃にはそうコメントしたという。ベテラン芸能記者の青山佳裕氏は言う。

「いろんな思いがあるだろうに悪口は一切言わない。ただ、あの人は仕事が大好きだからそれを応援したいと、この期に及んでも、奥さんの気持ちを失わないでいるんです。本当にお見事。これまで、いろんな女性を渡り歩いてきたたけしさんですから、これからもまた新しいお姉ちゃんが出てこないとも限らない。そのとき、A子さんは幹子さんのように対応できるでしょうか」

 略奪愛は繰り返されるのか。そんな因果応報の結末が、たけしを知る関係者の間では囁かれている。