大阪でゆるい野外音楽フェス、ベテランから注目の若手まで

引用元:Lmaga.jp
大阪でゆるい野外音楽フェス、ベテランから注目の若手まで

気負ったコンセプトも奇抜なブッキングプランもなし。ただ気持ちよい空間で大好きな音楽をのんびり楽しもう。そんな思いのもと2019年春に開催され、好評だった音楽フェス『SLOW DAYS』が、今年も「服部緑地野外音楽堂」(大阪府豊中市)で4月11日・12日におこなわれる。

【写真】出演アーティスト

今年は前回よりも待ち時間を長めにとり、よりゆったりと時間が流れるように2日間にわたって開催。出演アーティストは、渋谷系の時代から流行に左右されないファンキーで力強い歌で支持されているオリジナルラブの田島貴男や、カクバリズム設立のきっかけとなったイカしたオルガン・インストゥルメンタル・バンド、YOUR SONG IS GOODといったベテラン勢。

そして、くるりの岸田繁や米津玄師も注目する次世代ロックバンド、MONO NO AWARE、サイケデリックでストレンジなのに妙にポップで癖になる楽曲が、音楽番組『バズリズム』の「2020年バズるアーティスト」で7位に選出されたTempalay、アップルミュージックのCMソングで人気に火が付いたツーピースバンド・ドミコなど若手まで、好事家にはたまらないユニークな面々が世代を超えて集う。

とはいえ、いかにもトンガってます、といったヒリヒリ感はなく、あくまでリラックスしたゆるーい空気が漂っているのも本イベントの魅力。春の陽気の下、心地よい緑の公園で日常の延長線上にある音楽でスペシャルな休日を過ごしたい。料金は1日券5000円、2日券9000円で、チケットの一般発売は2月22日。

文/井口啓子