中居正広、退所会見〈8〉退所と解散、重い決断は「もちろん5人」 

引用元:スポーツ報知
中居正広、退所会見〈8〉退所と解散、重い決断は「もちろん5人」 

 タレントの中居正広(47)が21日、都内で会見を行い、ジャニーズ事務所から独立することを発表した。

【写真】中居正広、ジャニーズ事務所では「SMAP一色だったのは間違いない」

 【中居に聞く〈8〉】

 ―ファンに伝えたいこと

 「前から僕のことを支持、ひいきにしてくれた方にはお応えできていないという申し訳ない気持ちがある。ジャニーズを退所して1人でやりますという時に常にありましたよ。応援してくれた人がどう感じるのかな、何を持って誠意なのかな。何が気持ちいい、楽しいのかなってありますよ。時間的に空いてしまったことは間違いないので」

 ―退所と解散どちらが重い決断

 「もちろん5人」

 ―SMAPは好き?

 「昨日家電量販店にいたけど、『SMAPの中居君ですか?』って聞かれる。当初はそう聞かれても『こんにちは』って感じでしたが、今は何の引っかかりもなくなんででしょうね。おじさん、おばさん、若い人も『もしかしてSMAPの中居君?』。まあ、私SMAPの中居君なのかなって思いますね」

 ―トークに関してジャニーさんへの感謝は?

 「おしゃべりをする機会を一番最初にいただいたのはジャニーさん。当初はジャニーさんが書いた台本を丸暗記してステージに立つということもありましたし、先輩の前説もやらせていただきましたし。一番最初がジャニーさんですが、なんで僕をしゃべらせようと思ったのか…何を模範にしてと思ってた10代でした」

 ―ジャニーズに残る木村への思い

 「歌も芝居も自分の好きなことができていると思います。伝えることは直接するんじゃないかなって思います」

 ―新しい地図が「笑ってはいけない」に出演したことにどう思う?

 「大みそかは紅白もガキ使あったけど、すごくSASUKE派なんですよ。申し訳ない。見なければ行けないですか?うけてました?」

 ―SMAP中居君と言われた気持ちは?

 「何にも。SMAPの中居君でいいですって感じです。否定するものでもないですし、解散したよって言うわけでもない。ずっとそれで生活してきたので、違和感はないですね」

 ―SMAPへの思いに変化は?

 「あの騒動の時にやばいグループだと思った。自分じゃない感じですね。自分じゃないところでどんどん。自分の目の前で大きくなっていく、近くにあるものだと大きくなっていくプロセスが分かるけど、自分が分からない報道で出て、確認しているわけじゃないから、本当にただただ普通のおじさんなわけで、本当に自分なのかなって」

 ―SMAPを振り返る時間は?

 「本で見たんですけど、幸せな人生を歩むのか、意義のある人生を歩むのか、どっちも取れない。幸せな人生は目の前のことを一生懸命やること、意義のある人生は過去を振り返らないと導かれないんじゃないかと読んだことがある。どちらかと言えば振り返る時間がなかったかもしれませんが、自分の限りで目の前の幸せよりしっかり振り返って足跡だったり、山を登っている間にさぼっていたんだ、下山していたんだとしっかり入れておきたい、見ておきたい人間なのかもしれませんね」

 ―中居とジャニーズの今後の関係性は?

 「完全独立ですから。バンっとSMAPやめました、切り離して解散しましたっていっても周りが『SMAPの中居君』というように、バンとやめましたジャニーズと一切しゃべりません、舞祭組なんて知りませんとはならない。でも、仕事は1人でやらせていただきますので、今まではジャニーズ事務所という一つの大きな傘の下でやっていた。今後は雨が降っても風が吹いても自分という傘でしかないので、自分の傘で防ぐしかない」

 ―吉本のエージェント契約と近い?

 「エージェント契約がよく分からないんですけど、違うんじゃないかな」

 ―ネットでの活動は?

 「見る習慣がない。テレビを見て、テレビの中に入って、テレビの活動をして。ネットの習慣がないので、きっかけがあればやってみようかなって思いますし。ニュースも本当に見ないので、改善していかないといけないかな。ホームページは作った方がいいんですよね。それを教えてくれるような人に協力して頂きたいと思います」

 ―締めのあいさつ

 「今後どういう風になるか分かりませんけど、会社名にもありますけど、今後はのんびりとしていきたいなって思います。甘く見守って頂けたらと思います。本日はわざわざお集まりいただき、ありがとうございました」 報知新聞社