宝塚音楽学校第106期生が入念に文化祭リハーサル

引用元:スポーツ報知
宝塚音楽学校第106期生が入念に文化祭リハーサル

 タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)の卒業公演「第106期生 文化祭」(21~23日)の前日通し稽古が20日、兵庫・宝塚バウホールで入念に行われた。

 宝塚歌劇OGを母に持つ3人を含む本科生39人が、2018年春の入学から2年間学んだ成果を披露するステージ。日本舞踊に歌、演劇、ダンスの多彩なジャンルで若きエネルギーをアピールした。

 演劇の部「舞台」(脚本・演出、谷正純)ではA・Bの2組に分かれて演技をするが、この日のリハはA組で行われた。米ニューヨークを舞台に、新作ミュージカルのオーディションに挑む男女の物語で、劇中劇の仕立てもある難しい芝居。近藤ななさん、平野花奈さんの男役2人が、シェークスピア「マクベス」の将軍マクベスの座を争う役どころを演じた。

 39人は3月2日に音楽学校を卒業し、令和に改元されてからは初となる宝塚歌劇団の入団生に。4月24日に兵庫・宝塚大劇場で開幕する月組公演「ピガール狂騒曲」「WELCOME TO TAKARAZUKA」で初舞台を踏む。 報知新聞社