村西とおる&麻美ゆま、独自“健康論”披露! 「治験の生活向上WEB」トークショー

引用元:夕刊フジ

 ドキュメンタリー映画「M~村西とおる狂熱の日々」が公開中のAV監督、村西とおる(71)と元AV女優で現在は歌手としても活動する麻美ゆま(32)が先ごろ、健康・医療サイト主催の会員向けトークショーに登場。独自の“健康論”を披露し、聴衆を大いに沸かせた。

 トークショーは先月24日、東京都中央区の日本橋ライフサイエンスハブで開催。主催したのは医薬品の治験や健康食品のモニター調査などの情報を発信する会員制サイト「治験の生活向上WEB」で、受け付け開始とほぼ同時に100人の定員が埋まる大盛況。当日は満席の聴衆に向けて“村西節”が炸裂、麻美までもがタジタジとなる場面が続出した。

 登場していきなり、客席の女性参加者に向けて「私の話を聴くと、オリモノのニオイがラベンダーの香りに変わるんです」と語り出した村西監督。これで聴衆を一気に引き寄せると、その後の話はエロスざんまい。

 「男性が自分に自信を持つには、いずれ減退していく性欲や本能に依存してはダメ。頼りになるのは“想像力”。これを最大限に鍛えることが重要。セックスの最中に相手の顔など見てはダメ。自分の最も理想とする人のことを考えるべき。セックスに道徳や倫理を持ち込むこと自体がナンセンス。ちなみに私は女房の妹のことを考えながらヤッテます!」

 前科7犯、借金50億円というとんでもない“肩書”を持つ村西監督だが、「こんな私でも皆さまのおかげで生きていられる。恩返しをしなければならない。だからつらくなった時には私のことを思い出して、『村西みたいな男でも生きているんだ』と自信を持ってほしい。どうです、簡単に自信がつくでしょ?」。

 一方の麻美は、26歳の時に卵巣に腫瘍が見つかり子宮と卵巣を摘出、抗がん剤治療を受けた経験をもとにこう語った。

 「病気を発表した時に、誤解に基づく偏見や誹謗中傷を受けました。でも、私のAV作品を見ていた人から『いまは子供も授かって幸せに暮らしている』という手紙をもらったりして勇気を与えてもらった。そうした経験から、情報によって人は傷ついたり、逆に自信を持ったりすることを知りました。だからこそ、せめて私は正しい情報を伝えていきたい」

 破壊的な始まり方をしたトークショーだが、終わってみれば心にズシンと響く、深い内容の対談となった。こうしたホンネを語れる存在が健康や医療の現場にも求められている。