中川大志、一人野球の芝居に赤面 音速ソニック役アフレコ終え声裏返る「ドキドキした…」

引用元:オリコン
中川大志、一人野球の芝居に赤面 音速ソニック役アフレコ終え声裏返る「ドキドキした…」

 俳優の中川大志(21)が18日、都内スタジオで行われた人気ゲーム『ソニック』シリーズのハリウッド実写版『ソニック・ザ・ムービー』(3月27日公開)の公開アフレコに登場。尊敬する先輩・山寺宏一に見られる中、ソニック役として野球のポジションを1人でこなす“音速”の演技を終えて「ドキドキしました…」と照れていた。

【写真】真剣な眼差しを向け…アフレコ姿を見せた中川大志&山寺宏一

 公開アフレコでは、さまざまなシーンを収録。中でもベースボールシーンでは、ソニックがバッター、三塁手、ピッチャー、キャッチャー、外野手…とボールを投げて、そのボールを打ち、それをキャッチしに行き、バックホームに投げるという“一人野球”芝居を中川は挑戦することに。

 アフレコを始める前、中川は「これは印象的なシーンですね…」と緊張気味。山寺から「大丈夫だよ」と背中を押されながら収録に挑むと、噛むこともなくNGなしの1発で収録を終えた。

 終えたあと中川は「ふぅ~、いや~…」と声が裏返り照れつつ「正直、1人で何役もやって野球をするというシーンで、ちょっと言葉も多いので、ドキドキしました…。通しでやったのは初めてで」と顔を真っ赤にしながら大勢に見られて緊張したことを明かした。

 中川と山寺は、2012年4月~14年3月にテレビ東京の子ども向けバラエティー番組『おはスタ』で共演経験がある。恩師と慕う中川は「声優という山寺さんのフィールドでご一緒になるということでド緊張で…。僕が演じたソニックの声を山寺さんがどういう風な感想をいただけるのか、本当にきょうまでドキドキしてビビっていました」と打ち明けた。

 中川の演技を見た山寺は「ソニックってテンションが高いので、演じるのが難しいと思うんですよ。いろんな表情があるので、見事に演じていた。これは大志のことを元々、知っているからとかではなく、本当にすばらしいと思いました。声優の仕事をいっぱいやったら、声優としてもどんどん活躍できると思う」と太鼓判。

 続けて「それでこのルックスですからね、身長ももう抜かれているので上げ底の靴を履いてきましたよ。こんなに小っちゃかったのに…」と自虐ネタを展開しつつも、立派な姿になった中川の成長を実感していた。

 同シリーズは、91年にセガ・エンタープライゼス(現・セガゲームス)から発売された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』以来、ゲームを中心にさまざまなメディアミックスを展開。ステージを駆け抜けるゲーム性と音速で走る青いハリネズミのソニックが人気を集めている、日本発の人気キャラクター。ゲームは全世界シリーズ累計販売本数約9.2億本を記録している。

 映画は、故郷を離れて地球にやってきたソニックが、ひょんなことから出会った保安官のトム(ジェームズ・マースデン)の相棒となり、ソニックのスーパーパワーを狙うドクター・ロボトニック(ジム・キャリー)の野望を阻止するための大冒険を描く。主人公・ソニック役を中川、敵対する悪の天才科学者ドクター・ロボトニック役を山寺が担当する。