山寺宏一『おはスタ』共演・中川大志の成長実感 身長抜かれ嘆き「上げ底の靴履いてきた」

引用元:オリコン
山寺宏一『おはスタ』共演・中川大志の成長実感 身長抜かれ嘆き「上げ底の靴履いてきた」

 俳優の中川大志(21)、声優の山寺宏一(58)が18日、都内スタジオで行われた人気ゲーム『ソニック』シリーズのハリウッド実写版『ソニック・ザ・ムービー』(3月27日公開)の公開アフレコに登場。山寺は2012年4月~14年3月にテレビ東京の子ども向けバラエティー番組『おはスタ』で中川と共演経験があるが、立派な俳優になった姿を見て成長を実感していた。

【写真】真剣な眼差しを向け…アフレコ姿を見せた中川大志&山寺宏一

 同シリーズは、91年にセガ・エンタープライゼス(現・セガゲームス)から発売された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』以来、ゲームを中心にさまざまなメディアミックスを展開。ステージを駆け抜けるゲーム性と音速で走る青いハリネズミのソニックが人気を集めている、日本発の人気キャラクター。ゲームは全世界シリーズ累計販売本数約9.2億本を記録している。

 映画は、故郷を離れて地球にやってきたソニックが、ひょんなことから出会った保安官のトム(ジェームズ・マースデン)の相棒となり、ソニックのスーパーパワーを狙うドクター・ロボトニック(ジム・キャリー)の野望を阻止するための大冒険を描く。主人公・ソニック役を中川、敵対する悪の天才科学者ドクター・ロボトニック役を山寺が担当する。

 ソニック役を務めることになった中川は「慣れ親しんだキャラクターで『まさか僕が』と驚いた。この映画でしから見ることができないソニックが出来ればと思い演じさせていただきました」とにっこり。

 山寺のことを恩師と慕う中川は今回、本人の前でアフレコ初挑戦することになり「緊張しております。中学2年生の時に初めて山寺さんとバラエティー番組で…」と『おはスタ』時代を振り返ると、山寺は「山ちゃんでいいよ、『山寺さん』って言わなくていい。いつも通り『山ちゃん』で!」と恐縮する中川をフォローした。

 「山ちゃん!」と笑顔で言った中川は「恩師であり、お父さんのような存在で、大好きな大先輩。今回、それ以来ですかね? しっかりと共演させていただくのは…」と共演を喜びつつも「声優という山寺さんのフィールドでご一緒になるということでド緊張で…。僕が演じたソニックの声を山寺さんがどういう風な感想をいただけるのか、本当にきょうまでドキドキしてビビっていました」と大先輩との絡みに緊張していると打ち明けた。

 公開アフレコ後、中川の様子を見た山寺は「ソニックってテンションが高いので、演じるのが難しいと思うんですよ。いろんな表情があるので、見事に演じていた。これは大志のことを元々、知っているからとかではなく、本当にすばらしいと思いました。声優の仕事をいっぱいやったら、声優としてもどんどん活躍できると思う」と太鼓判。

 続けて「それでこのルックスですからね、身長ももう抜かれているので上げ底の靴を履いてきましたよ。こんなに小っちゃかったのに…」と自虐ネタを展開しつつも「(中川が)中学生の時に一緒に番組をやっていて、『いつか酒でも飲んで、いつか一緒に仕事ができたらうれしいな~』と思っていたら、最近両方叶ってうれしいです」と中川の成長を実感していた。