吉沢亮、助演男優賞に「全員が全身全霊でいいものにしてやるという熱量で挑んだ作品で獲れたのがうれしい」…ブルーリボン賞授賞式

引用元:スポーツ報知
吉沢亮、助演男優賞に「全員が全身全霊でいいものにしてやるという熱量で挑んだ作品で獲れたのがうれしい」…ブルーリボン賞授賞式

 東京映画記者会(報知新聞社など在京7紙)が主催する「第62回(2019年度)ブルーリボン賞」の授賞式が18日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。

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 興行収入約57億円で昨年の実写邦画1位となった「キングダム」(佐藤信介監督)で助演男優賞に選ばれた吉沢亮(25)はブラックのスーツできりりと登壇。会場を埋めた女性ファンの歓声を一身に集めた。

 マイクの高さを司会の舘ひろしに直してもらい恐縮しきり。「『キングダム』で獲れたのが何よりうれしい。全員が全身全霊でいいものにしてやるという熱量で挑んだ作品でした。その作品が評価されたのがうれしい」と笑顔で話した。

 派手な殺陣のシーンの稽古も「2か月前からやりました」と答え、舘から「すごいね~」と感心される場面もあった。

 今作では中国の春秋戦国時代に天下の大将軍を目指す信(山崎賢人)の幼なじみと秦国の若き王の2役を演じた。国宝級イケメンが、持ち味の「目力」でつかんだ栄冠。日本アカデミー賞など新人賞は経験あるが、助演賞は初めてとなった。

 昨年は「キングダム」に加えてNHK連続テレビ小説「なつぞら」でブレイク。来年のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の主演も決まっている。

 ◆ブルーリボン賞 青空のもとで取材する記者が選考し、賞状に青いリボンを巻いて渡したことに由来。副賞は万年筆。映画に取り組む姿勢や人柄も選考対象となるのが特徴。 報知新聞社