長澤まさみ、初の主演女優賞に「信念を持って生きていけたらいいな」…ブルーリボン賞授賞式

引用元:スポーツ報知
長澤まさみ、初の主演女優賞に「信念を持って生きていけたらいいな」…ブルーリボン賞授賞式

 東京映画記者会(報知新聞社など在京7紙)が主催する「第62回(2019年度)ブルーリボン賞」の授賞式が18日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。

 過去、助演女優賞を2度受賞している長澤まさみ(32)は「コンフィデンスマンJP―ロマンス編―」(田中亮監督)で初の主演女優賞。黒のシックなロングドレスで登壇すると、報知映画賞に続く栄冠に「昨今はいろんな情報が錯綜して何が本当で何がうそか分からないところがあります。(主人公の)ダオコを演じるに当たって、自分が信じることに突き進んでいく彼女に勇気づけられました。私も彼女のように信念を持って生きていけたらと思います。ドラマからどれだけ長い時間、この作品の世界にいるのか。でも、それはとても幸せな時間でした」と笑顔で話した。

 デビュー20周年にあたり、「この作品の世界が大好きなので、まだまだコンフィデンスマンの世界が続いたらいいなと思います」と話した。

 04年度には「世界の中心で、愛をさけぶ」で当時最年少記録17歳での助演女優賞、11年度の「モテキ」でも同賞を受賞したが、主演は初めて。デビューから20年たっての栄冠となった。

 「コンフィデンスマンJP―」は興行収入約30億円を記録。出演作「マスカレード・ホテル」は約46億円、「キングダム」も約57億円をたたき出した。

 ◆ブルーリボン賞 青空のもとで取材する記者が選考し、賞状に青いリボンを巻いて渡したことに由来。副賞は万年筆。映画に取り組む姿勢や人柄も選考対象となるのが特徴。 報知新聞社