外国作品賞の「ジョーカー」配給元社長「映画は社会を映す鏡だなと思いました」…ブルーリボン賞授賞式

引用元:スポーツ報知
外国作品賞の「ジョーカー」配給元社長「映画は社会を映す鏡だなと思いました」…ブルーリボン賞授賞式

 東京映画記者会(報知新聞社など在京7紙)が主催する「第62回(2019年度)ブルーリボン賞」の授賞式が18日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。

 「バットマン」に登場する最強の悪役ジョーカーの誕生物語「ジョーカー」(トッド・フィリップス監督)が外国作品賞を受賞。孤独だが心優しい大道芸人アーサーが、悪のカリスマに変貌するまでを現代の社会問題も扱いながら描いた作品で受賞したワーナー・ブラザースジャパン社長兼日本代表の高橋雅美氏は「洋画も昨年素晴らしい作品があった中、選んでいただき光栄です。若い人を中心に、340万人超えくらい見ていただいて。大きなヒットになりました。社内でも暗さで物議のあった作品ですが、これだけのヒット。映画は社会を映す鏡だなと思いました」と話した。

 ◆ブルーリボン賞 青空のもとで取材する記者が選考し、賞状に青いリボンを巻いて渡したことに由来。副賞は万年筆。映画に取り組む姿勢や人柄も選考対象となるのが特徴。 報知新聞社