トリック満載の唐沢寿明主演テレ東ドラマ「あまんじゃく」続編を放送

引用元:スポーツ報知
トリック満載の唐沢寿明主演テレ東ドラマ「あまんじゃく」続編を放送

 俳優の唐沢寿明(56)主演のテレビ東京系人気「あまんじゃく」が、この春帰ってくることになった。2018年9月に放送して高視聴率を獲得し、ツイッターでもトレンド入りするなど大きな話題を呼んだ「あまんじゃく 元外科医の殺し屋が医療の闇に挑む」の続編、「あまんじゃく 元外科医の殺し屋 最後の闘い」の放送が決まった。

 唐沢演じる元外科医の殺し屋・折壁嵩男(おりかべたかお)が、法で裁けない悪人を成敗しながら、生死を懸けた闘いを繰り広げ現代医療の狂気を鋭くえぐるクライム・サスペンス。監督は、前作同様「99.9-刑事専門弁護士-」などで大ヒットを連発する木村ひさし(53)。さらに、物語を盛り上げる共演者も再集結する。主人公・折壁嵩男の元恋人で内科医の梶睦子を演じるのは、前作で華麗なるアクションを披露した実力派女優・木村多江(48)。そして正体不明の弁護士で折壁に殺しの仕事を仲介するエージェントの横倉義實役には、橋爪功(78)。度肝を抜かれる唐沢×木村ワールドが期待される。

 主演を演じた唐沢は、続編に「正直、驚きました。今回も話の展開はかなりシリアスなのですが、シリアスだけではなく、CGを駆使したトリック満載で結構笑えるところもあって、パート1以上におもしろい仕上がりになっていると思います。真面目にやっているからこそ、笑えるところがある。そこが見どころです。前作よりもさらに色々な意味でパワーアップした大人のエンタメを、是非楽しんで見ていただきたいです」と語った。

 ◆あらすじ

 折壁嵩男(唐沢)は、元は優秀な外科医だったが、今は相棒の弁護士・横倉義實(橋爪)から殺しの依頼を受け、法で裁けない悪人を闇へと葬り去る殺し屋だ。この日の依頼人は元料理人・宗村将史。ターゲットは三波正昭という悪徳料理評論家である。三波はかつて、宗村の娘・亜子をワナにかけ乱暴し、自殺に追いやった過去がある。嵩男は宗村の依頼を受けることに。そんな中、世間では優秀な人間の死体から心臓や脳が抜かれるという、奇妙な事件が立て続けに起きていた。一方、三波の暗殺計画を進める嵩男のもとに、更なる殺人依頼が来る。嵩男のかつての恋人・梶睦子(木村)の紹介だという椙山絵麻が、DV夫・啓介を殺してほしいというのだ。さらに嵩男は難病の妻に悩む恩師・名和潤造とも偶然に再会する。運命の糸に手繰り寄せられるように予期せぬ出来事が続く。そしてそれは、やがて思いもかけない巨悪の存在につながってゆく。人類の領域を超えた科学を悪用して、世界を変えようとする巨大組織。組織に狙われた我が子の命を守るため、嵩男はこれまで対峙したことのない、この強大な敵に立ち向かう決意をする。しかし、それは同時に、自らの命を懸けた闘いを覚悟することに他ならなかった。現代医療の狂気を鋭くえぐる、クライム・サスペンス。シリーズ最狂にして、最後の幕が上がる。 報知新聞社