「インディ・ジョーンズ」第5弾で「インディの人生の一部が明かされる」とハリソン・フォードが発言

引用元:IGN JAPAN
「インディ・ジョーンズ」第5弾で「インディの人生の一部が明かされる」とハリソン・フォードが発言

これまでの「インディ・ジョーンズ」では、世界中を旅する考古学者・インディの人生がさまざまな側面から幅広く描かれてきた。『最後の聖戦』では息子としてのインディと彼の若いころが、『クリスタル・スカルの王国』では父親としてのインディと恋人だったマリオン・レイヴンウッドとの結婚が描かれた。インディを演じるハリソン・フォードは先日、あと2カ月ほどしたら「インディ・ジョーンズ」第5弾の撮影が始まると明かしているが、続編ではこのアイコニックなキャラクターのどんな部分が描かれるのだろうか?
IGNは、フォードの最新作『野生の呼び声』のプレス向けイベントで直接この質問をたずねる機会を得た。フォードはあまりたくさんの情報を明かしたくはないようすながらも、「インディ・ジョーンズ」第5弾では「(インディの)人生の一部が見られる」と約束してくれた。
「そうだな、ストーリーについてはあまり言いたくないんだよ。そうしないほうがよさそうだからね」とフォードはまず言った。「でも、彼の人生や人間関係の新しい展開が見られるよ。彼の人生の一部が明らかになる」

さらにフォードは「脚本はとてもいい。楽しみにしているよ」と加えている。脚本は制作途中で担当が交代となり、最終的にジョナサン・カスダンが手がけた。カズダンは、父親のローレンス・カスダンとともに『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の共同脚本家をつとめている。ローレンス・カスダンは「インディ・ジョーンズ」シリーズ第1作目の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の脚本家。
新作ではインディの人生のどんな部分が明らかになるのだろうか? 『魔宮の伝説』のインディの若き相棒、ショート・ラウンドに何があったのかがついにわかるのだろうか? 大人になったショート・ラウンドが今回の新しい冒険に登場するのだろうか? それとも、インディは再び古い友人、サラーの助けを借りるのだろうか?(サラー役のジョン・リス=デイヴィスはサラーを再び演じたいと言っている)
IGNの質問への回答では、フォードはマリオン・レイヴンウッドやマリオンを演じたカレン・アレンについては直接言及していないが、「インディ・ジョーンズ」第5弾では「インディの人生と人間関係に新たな展開がある」と発言しており、マリオンが登場する可能性があるのではないかとも思われる。

『クリスタル・スカルの王国』でシャイア・ラブーフが演じたインディとマリオンの息子、マットの再登場についてもまだはっきりしていないが、可能性は低そうだ。2017年、カズダンに交代する前にデヴィッド・コープが書いていた脚本の草稿にはマットは登場していないと報じられていた。
ラブーフは以前『クリスタル・スカルの王国』を公然と批判していたことを考えると、彼が「インディ・ジョーンズ」第5弾に登場しないのは驚きではない。また、コープは当時、「インディ・ジョーンズ」の生みの親であるジョージ・ルーカスは第5弾の制作には参加しないとも言っていた。
戻ってくる重要なカギとなる人物、監督のスティーブン・スピルバーグは現在、『ウエスト・サイド物語』のリメイクのポストプロダクションの作業中。「インディ・ジョーンズ」第5弾は2021年7月9日公開予定。 Jim Vejvoda