引用元:映画ナタリー
「鉱 ARAGANE」で知られる小田香の最新作「セノーテ」が、6月より東京・K’s cinemaほか全国で順次公開される。
タル・ベーラが後進の育成のために設立した映画学校で3年間学んだ小田が、監督・撮影・編集を担当した「セノーテ」。ユカタン半島北部に点在する洞窟内の泉“セノーテ”を巡って交錯する、人々の過去と現在の記憶に迫る。小田は当地に住む人々の集団的記憶や原風景を映像として立ち上げるため、ダイビングを学んでセノーテの水中撮影に挑戦。8mmフィルムカメラやiPhoneなどを駆使して本作を完成させた。
「セノーテ」公開時には、小田の過去作も上映される予定。なお「セノーテ」は、2月7日から東京・東京都写真美術館で開催される「第12回恵比寿映像祭」にてプレミア上映される。
(c)Oda Kaori